科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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専門教育科目、こころとからだのしくみ、発達と老化の理解 | 社会福祉科 介護福祉専攻 | 令和7年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
E-132 | 発達と老化の理解 | 2単位 | 1年次 後期 | 春日 美佐 |
科目分類 | 専門教育科目、こころとからだのしくみ、発達と老化の理解 |
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学部・学科 | 社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 | 令和7年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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E-132 | 2単位 | 1年次後期 |
担当者 | 春日 美佐 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「人間の心身に関する知識を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の、多職種協働や適切な介護の提供について学ぶための領域である「こころとからだのしくみ」の科目群に属し、高齢者や健康に関する知識を学修します。
科目概要
適切な生活支援を行う上で、背景にある疾患・身体機能の把握は不可欠である。本講義においては、加齢に伴う心身機能の変化や高齢者に多い疾患に関する基本的知識を習得するとともに、日常生活の見守りや介護における留意点についても理解を深める。
学習成果
人体の構造や機能・加齢に伴う生理機能の変化・高齢者に多い症状や疾患について、正確に理解し説明できる。
高齢者に多く介護との関連が深い疾患について、自分の考えをレポートにまとめ発表することができる。
主な介護の原因疾患となっている脳血管疾患や認知症についてのグループワークを行い、各自が役割を担った上でプレゼンテーション・レポート作成を行うことができる。
授業計画
1.オリエンテーション 人間の成長と発達の基礎的理解①(人間の成長と発達,その考え方と環境)
2.人間の成長と発達②(成長・発達の原理・原則,影響する要因)
3.発達段階と発達課題①(発達理論)
4.発達段階と発達課題②(身体的機能の成長・発達,発達段階別の特徴的な疾病)
5.発達段階と発達課題③(心理的・社会的機能の発達)
6.老年期の特徴と発達課題①(老年期の定義,老化とは,老年期の発達課題)
7.老年期の特徴と発達課題②(老年期をめぐる今日的課題)
8.老化に伴うこころとからだの変化と日常生活①(身体的な変化と生活への影響)
9.老化に伴うこころとからだの変化と日常生活②(身体的な変化と生活への影響)
10.老化に伴うこころとからだの変化と日常生活③(心理的・社会的な変化と生活への影響)
11.高齢者と健康①(健康長寿に向けての健康,症状,疾患の特徴,高齢者に多い疾患・病状と生活上の留意点)
12.高齢者と健康② 高齢者の症状・疾患の特徴(骨関節系,呼吸器,循環器,消化器,内分泌)
13.高齢者と健康③ 高齢者の症状・疾患の特徴(腎泌尿器,生殖器,悪性新生物,歯口腔,感覚器,精神障害)
14.高齢者と健康④ 高齢者に多い病気と生活の留意点,高齢者の健康状態(通院・服薬・健康習慣等)についてグループ討議
15.高齢者に多い病気と生活の留意点(グループ討議・まとめ・発表) 保健医療との連携
16.最終試験
総時間数 | 30時間(講義30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | ・テキストの該当箇所をよく読んで疑問点を明確にしておくこと。(60分) ・復習課題を解いて講義内容についての理解を深めること。(60分) |
評価方法 | レポート20% 試験80% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | ・課題については次回講義時に解答を配布する。 ・試験については終了後に解答を配布する。 |
テキスト | 最新 介護福祉士養成講座 発達と老化の理解(第2版 ) 中央法規 ISBN978-4-805884010 |
参考文献 | 適宜紹介する |
その他 | 【実務経験のある教員による授業】医師として実務に当たる講師が、加齢に伴う心身機能の変化や高齢者に多い疾患に関する基本的知識を講じ、日常生活の見守りや介護における留意点についても論じる。 |