| 科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
|---|---|---|---|---|
| 精神看護学 | 看護学科 | 令和6年度生 | ||
| 科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 | 
| F-142 | 精神看護学技術論Ⅰ | 1単位 | 2年次 後期 | 石﨑智子 | 
| 科目分類 | 精神看護学 | 
|---|---|
| 学部・学科 | 看護学科 | 
| 入学年度 | 令和6年度生 | 
| 科目コード | 単位 | 開講時期 | 
|---|---|---|
| F-142 | 1単位 | 2年次後期 | 
| 担当者 | 石﨑智子 | 
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1.	保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2.	豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3.	科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用ができる。
4.	看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5.	保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
に関連している。精神看護学実習の基礎となる科目である。関連する科目は、基礎分野では哲学、倫理学、憲法である。専門基礎分野では、臨床薬理学、臨床栄養学、診断治療学Ⅵ、公衆衛生学、社会福祉学、社会保障制度論、保健医療福祉連携論である。専門分野では、看護学概論、援助的人間関係論、精神看護学概論、精神看護学技術論Ⅱである。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
精神障害を持つ人の様々な問題について理解し、精神障害が対象者とその家族に与える影響や生活を支えるための看護援助方法および倫理性、地域における精神保健医療福祉活動について学修する。代表的な精神疾患の成因と症状、経過などについて学修し、疾患に対する治療と看護援助方法、リハビリテーション、対象の安全を守るためのリスクマネジメントについて学びを深める。また、精神障害を持つ対象とその家族が地域で暮らすための社会資源について理解し、対象とその家族の地域生活を支える看護援助および精神保健医療福祉活動の実際について学修する。
学習成果
<GIO>
精神障害のある当事者の生活を理解するとともに、精神障害の病態および治療について学び、精神の健康上の問題に直面している対象とその家族に対する基本的看護援助方法について修得する。
<SBOs>
1.	統合失調患者とその家族への看護援助について説明できる。
2.	気分障害・神経症の症状がある対象への看護援助について説明できる。
3.	依存症のある対象への看護援助について説明できる。
4.	自傷行為・自殺念慮のある対象への看護援助について説明できる。
5.	パーソナリティ障害・発達障害のある対象への看護援助について説明できる。
6.	認知症患者とその家族への看護援助について説明できる。
7.	精神療法に取り組む対象への看護援助が説明できる。
8.	薬物療法に取り組む対象への看護援助が説明できる。
9.	精神科リハビリテーション、生活技能訓練(SST)に取り組む対象への看護援助が説明できる。
10.	精神科領域における医療安全と危機管理について概要を説明できる。
11.	地域で生活する精神障害を持つ対象とその家族への看護援助について説明できる。
12.	地域における精神保健医療福祉活動について説明できる。
授業計画
1 ガイダンス 主な精神疾患患者の看護1 統合失調症:急性期・慢性期
2 ガイダンス 主な精神疾患患者の看護1 統合失調症:急性期・慢性期
3 主な精神疾患患者の看護2 (1)気分障害 (2)神経症 (3)依存症
4 主な精神疾患患者の看護2 (1)気分障害 (2)神経症 (3)依存症
5 主な精神疾患患者の看護3 (1)自傷行為・自殺念慮 (2)パーソナリティ障害・発達障害
6 主な精神疾患患者の看護3 (1)自傷行為・自殺念慮 (2)パーソナリティ障害・発達障害
7 主な精神疾患患者の看護4 認知症
8 主な精神疾患患者の看護4 認知症
9 主な精神科治療と看護1 (1)精神療法 (2)薬物療法 (3)精神科リハビリテーション (4)生活技能訓練(SST)
10 主な精神科治療と看護1 (1)精神療法 (2)薬物療法 (3)精神科リハビリテーション (4)生活技能訓練(SST)
11 主な精神科治療と看護2 精神科領域における医療安全と危機管理:ゲストスピーカーによる講義
  演習:講義の内容に基づきグループワーク
12 主な精神科治療と看護2 精神科領域における医療安全と危機管理:ゲストスピーカーによる講義
  演習:講義の内容に基づきグループワーク
13 地域で生活する当事者とその家族の看護
14 地域における精神保健医療福祉活動
  ※ゲストスピーカーによる講義:障害者相談支援の現状と今後の展望
  演習:講義の内容に基づきグループワーク
15 地域における精神保健医療福祉活動
  ※ゲストスピーカーによる講義:障害者相談支援の現状と今後の展望
  演習:講義の内容に基づきグループワーク
| 総時間数 | 30時間(演習30時間) | 
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| 準備学習の内容/必要な時間 | 1.	授業前に、テキストの該当箇所を必ず読んでおくこと。(300分) 2. 講義および演習時に学習した内容を振り返り、テキストや参考文献などを用いて学びを整理して理解を深めること。(375分)  | 
    
| 評価方法 | 筆記試験80%、演習および課題提出20%で評価する。 | 
| 試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 | 
| テキスト | 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学1 精神看護の基礎. 武井麻子他, 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学2 精神看護の展開. 武井麻子他, 医学書院 その他、講義中に提示する。  | 
    
| その他 | 本科目は実務経験のある教員による授業科目に該当します。 |