科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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基礎看護学 | 看護学科 | 令和6年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-122 | 看護診断技術論(フィジカルアセスメント) | 2単位 | 1年次 通年 | 大野夏代、山川京子、内海優子 |
科目分類 | 基礎看護学 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和6年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-122 | 2単位 | 1年次通年 |
担当者 | 大野夏代、山川京子、内海優子 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち「1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。」「2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。」「3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。」「4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。」「5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。」に関連しており、臨地実習を含む全科目の基礎となる科目である。特に関連する科目は、基礎分野の物理学、倫理学、専門基礎分野の形態機能学Ⅰ・Ⅱ、生化学、微生物・ウィルス・免疫学、病態生理学、専門科目の看護学概論である。すべての関連科目の授業進度を確認しながら予習・復習を計画的に行い、関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
本科目では、看護におけるヘルスアセスメントとフィジカルアセスメントについて学習する。看護の対象の健康状態を生活の中の健康として捉え、生活行動の視点から情報収集し査定するヘルスアセスメントの重要性を理解し、フィジカルアセスメントの基本技術である問診・視診・聴診・触診・打診について学習する。対象に適したバイタルサイン測定と評価方法、呼吸音・心音・腸音の聴取方法について、講義やシチュエーション・ベースド・ラーニングを用いた演習を通して学習し、測定値の正常と異常が判断できる能力を養う。また、フィジカルアセスメントの技法を用いて観察した結果から、対象の健康状態、看護ケアの必要性および倫理性を考える過程について理解し、臨地実習で活用できることを目指す。
学習成果
<GIO>
フィジカルアセスメントに必要な基礎知識および必要なフィジカルイグザミネーションの方法を修得し、フィジカルアセスメントが看護の対象者の身体機能を総合的に把握できる方法であることを理解し説明できる。
<SBOs>
1. ヘルスアセスメントおよびフィジカルアセスメントの意義と重要性を説明できる。
2. フィジカルアセスメントに必要とされる知識を説明できる。
3. 基本的なフィジカルイグザミネーションを正確かつ安全・安楽に実施できる。
4. フィジカルイグザミネーションで得られた結果をアセスメントし、正しく表現できる
5. アセスメント結果から、必要な看護を考えることができる。
授業計画
1 ガイダンス・講義~フィジカルアセスメント1/ヘルスアセスメントとフィジカルアセスメント
2 講義~フィジカルアセスメント2/一般状態のアセスメントとバイタルサイン
3~5 演習~バイタルサイン測定/血圧・体温・脈拍・呼吸の測定(グループワーク)
6 講義~系統別フィジカルアセスメント1:呼吸器系
7~9 演習 ~呼吸器系疾患患者のフィジカルイグザミネーション(タスクトレーニング)/・4名1グループで実技演習およびプレゼンテーション
10 講義~系統別フィジカルアセスメント2:循環器系
11~13 演習~循環器系疾患患者のフィジカルイグザミネーション(タスクトレーニング)/・4名1グループで実技演習およびプレゼンテーション
14 講義~系統別フィジカルアセスメント3:腹部(消化器系)
15~17 演習~消化器系疾患患者のフィジカルイグザミネーション(タスクトレーニング)/・4名1グループで実技演習およびプレゼンテーション
18 系統別フィジカルアセスメント4:脳神経系、運動器系
19~21 演習~脳神経系疾患患者のフィジカルイグザミネーション(タスクトレーニング)/・4名1グループで実技演習およびプレゼンテーション
22~24 総合演習1~呼吸器系疾患患者のフィジカルアセスメント(シミュレーション・ベースド・ラーニング)
25~27 総合演習2~消化器系疾患患者のフィジカルアセスメント(シミュレーション・ベースド・ラーニング)
28~30 講義・演習まとめ
総時間数 | 60時間(演習60時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 各授業の前に、学ぶ技術に関する内容について、テキストや参考書を熟読する。 (30分以上) 2. 授業前の事前課題、演習後の事後課題に取り組み、指定日時・場所に提出する。 (30分以上) 3. 既習内容について、技術練習に取り組む。(30分以上) |
評価方法 | 筆記試験60%、演習・課題レポート40%により評価する。 課題レポートの課題は授業でその都度提示する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 レポートに記載された疑問点は提出毎に次回の授業で解説する。 |
テキスト | ナーシング・グラフィカ 基礎看護学2 基礎看護技術Ⅰ. 松尾ミヨ子他, メディカ出版 看護がみえる Vol.3 フィジカルアセスメント. 医療情報科学研究所, クイックメディア その他、講義中に適宜提示する |
参考文献 | 授業内で紹介する |
その他 | 【実務経験のある教員による授業】看護師の経験を有する専任教員が、その実務における事例等も踏まえながら授業を展開し、学生のより深い学びを提供する。 |