科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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基礎看護学 | 看護学科 | 令和6年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-123 | 基礎看護学技術論Ⅰ(生活援助技術・生理的援助技術) | 2単位 | 1年次 前期 | 大野夏代、山川京子、内海優子 |
科目分類 | 基礎看護学 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和6年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-123 | 2単位 | 1年次前期 |
担当者 | 大野夏代、山川京子、内海優子 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち「1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。」「2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。」「3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。」「4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。」「5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。」「6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。」に関連している。臨地実習を含む全科目の基礎となる科目である。特に関連する科目は、基礎分野の物理学、倫理学、専門基礎分野の形態機能学Ⅰ・Ⅱ、生化学、微生物・ウィルス・免疫学、病態生理学、専門科目の看護学概論である。すべての関連科目の授業進度を確認しながら予習・復習を計画的に行い、関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
本科目では、生活援助技術と生理的援助技術について学習する。看護技術は、看護の対象となる人の安全・安楽・自立を目指し、看護における基本的知識と科学的根拠に基づいた直接的な行為である。年齢や性別、健康レベルの異なる人々の生活を健康の側面から整える必要性および倫理性について理解し、感染予防に関する基本的知識と技術、生活環境を整える技術、食と排泄を整える技術、清潔を整える技術、活動と休息のバランスを整える技術、安楽を確保する技術について、講義やシチュエーション・ベースド・ラーニングによる演習を通して学習する。また、講義や演習による学びを通して看護技術の原理原則を理解し、技術を提供される対象の回復過程に適応した援助方法について考え工夫する力を養う。
学習成果
<GIO>
看護学における技術の原理・原則を理解し、看護行為に共通する技術および日常生活援助技術に関わる基本的援助技術を修得する。
<SBOs>
1. 看護技術の概念について理解し、その基本原則や構成要素を述べることができる。
2. 感染予防の意義を理解し、感染予防のための知識と援助方法を修得する。
3. 健康な生活環境を整えるための知識と援助方法を修得する。
4. 人間の活動・休息の意義やそのメカニズムについて理解し、必要に応じた援助方法を修得する。
5. 身体の清潔保持に必要な皮膚・粘膜の構造・機能を理解し、清潔に関する援助方法を修得する。
6. 食生活の援助に必要な生理的メカニズムを理解し、食事に関する援助方法を修得する。
7. 人間の排泄についての意義やそのメカニズムについて理解し、排泄に関する援助方法を修得する。
授業計画
1~2 看護技術~1)看護技術の特殊性 2)看護技術の基本原則 3)看護技術の構成
感染予防の技術~1)感染予防の方法 2)感染防止対策 3)手洗い法
演習1:衛生学的手洗い法
3~4 生活環境の整備~1)生活環境 2)療養環境の整備
演習2:ベッドメイキング
5~6 活動・休息に関する援助~1)活動・運動/①活動・運動の意義 ②体位変換、移動、移送の具体的方法
2)休息・睡眠/①睡眠への援助 ②休息への援助
7~8演習3:体位保持・体位変換
9~10 身体の清潔に関する基本的技術~1)身体の清潔の意義 2)身体の清潔の方法
11~12 身体の清潔に関する基本的技術~3)衣生活に関する援助/①衣服の清潔の意義 ②寝衣交換の具体的方法
13~14 演習4:臥位患者の寝衣・リネン交換援助
15~16 身体の清潔に関する基本的技術~ 4)部分浴/①部分浴の目的 ②部分浴の具体的方法
17~18 演習5:全身(上半身)清拭
19~20 演習6:陰部の清潔(陰部洗浄)
21~22 排泄に関する援助~ 1)排泄 2)排泄援助の具体的方法
23~24 演習7:ベッド上での排泄(陰部洗浄を含む)
25~26 食生活に関する援助~ 1)食事の意義 2)食事援助と口腔内の清潔の具体的方法
演習8:食事介助・口腔ケア
27~30 総合演習~模擬患者の事例を用いたシミュレーション・ベースド・ラーニング
総時間数 | 60時間(演習60時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 各授業の前に、学ぶ技術に関連する内容についてテキストや参考書を熟読する。 (30分以上) 2. 授業前の事前課題、演習後の事後課題に取り組み、指定日時・場所に提出する。 (30分以上) 3. 既習した看護技術に関して、自己の課題を明確にして技術演習に取り組む。(30分以上) |
評価方法 | 筆記試験70%、演習および課題提出30%にて評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 レポートに記載された疑問点は提出毎に次回の授業で解説する。 |
テキスト | ナーシング・グラフィカ 基礎看護学3 基礎看護技術Ⅱ. 松尾ミヨ子他, メディカ出版 その他、講義中に適宜提示する。 |
参考文献 | 授業内で紹介する |
その他 | 【実務経験のある教員による授業】看護師の経験を有する専任教員が、その実務における事例等も踏まえながら授業を展開することで、学生のより深い学びを提供する。 |