小児看護学概論

科目分類 学部・学科 入学年度
小児看護学 看護学科 令和6年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
F-135 小児看護学概論 2単位 1年次 後期 高塚富士美
科目分類 小児看護学
学部・学科 看護学科
入学年度 令和6年度生
科目コード 単位 開講時期
F-135 2単位 1年次後期
担当者 高塚富士美

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち「1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。」「2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。」「3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用ができる。」「4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。」「5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。」「6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる」に関連しており、。関連する科目は、基礎科目では科学的思考の基盤の全科目、人間と生活・社会の理解全科目、専門基礎科目では人体の構造と機能の全科目、疾病の成り立ちと回復の促進の全科目、健康支援と社会保障制度の全科目、専門科目では基礎看護学の全科目である。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。

科目概要

本科目では、小児看護の対象である子供の成長・発達・健康・家族・看護について学修し、すべての健康レベルの子供を対象とした小児看護の役割と機能を理解する。子供の発達段階各期における特徴や課題、子供を取り巻く社会環境、小児保健の動向、子供の権利擁護や倫理、子供の健康を守る保健医療福祉システムについて学修し、子供の権利を尊重した看護援助について理解を深める。また、子供と家族の関係、病気や障害が子供と家族に及ぼす影響について学修する。

学習成果

<GIO>
子供の成長・発達、および家族の発達に関する知識と基礎理論について学び、小児看護の役割や責務、実践活動の意義について理解を深める。

<SBOs>
1. 小児看護の対象および小児看護の役割を理解し説明できる。
2. 子供と家族の健康問題と保健統計を結び付けて説明できる。
3. 子供の人権と関連法規を結び付けて説明できる。
4. 子供と家族を理解するための基礎的理論について説明できる。
5. 育児の変化と小児看護の役割について説明できる。
6. 子供虐待の現状と小児看護の役割について説明できる。
7. 子供の臓器移植と小児看護の役割について説明できる。
8. 小児医療の変化と小児看護の課題について説明できる。
9. 児童相談所における子供と家族への支援と小児看護の役割について説明できる。
10. 成長発達の基礎理論について説明できる。
11. 乳児期の成長発達および生活と小児看護の役割について説明できる。
12. 幼児期の成長発達および生活と小児看護の役割について説明できる。
13. 学童期の成長発達および生活と小児看護の役割について説明できる。

授業計画

1 ガイダンス~小児看護の対象~(1)子供観の変遷 (2)現代家族の特徴
2 小児看護の役割 ~(1)小児看護の歴史 (2)小児看護の役割と責務
3 保健統計からみる子供と家族の健康問題 ~(1)出生数の変化 (2)子供の死亡 (3)世帯構造の変化
4 関係法規からみる子供の人権 ~(1)児童福祉法 (2)児童憲章 (3)子供の権利条約
5 子供と家族を理解するための基礎的理論 ~(1)家族システム論 (2)家族発達理論
6 子供と家族を取り巻く社会問題1 ~(1)育児の変化 (2)育児と小児看護の役割
7 子供の人権と小児看護における倫理 ~(1)子供と虐待 (2)子供虐待と小児看護の役割
8 子供の人権と小児看護における倫理 ~(3)子供と臓器移植 (4)子供の臓器移植と小児看護の役割
9 子供と家族を取り巻く社会問題2 ~(1) 小児医療の変化 (2)小児看護の課題 
10 子供と家族を取り巻く社会問題3 ~児童相談所における子供と家族への支援と小児看護の役割
11 子供の成長・発達を理解するための基礎的理論 ~(1)成長・発達とは (2)成長・発達の進み方 (3)成長・発達の評価
     乳児期の成長・発達 ~(1)乳児期とは (2) 乳児期の特徴
12 乳児期の生活と小児看護の役割 ~(1)乳児期の生活の特徴 (2) 乳児期に必要な支援
13 幼児期の成長・発達 ~(1)幼児期とは (2)幼児期の特徴
     幼児期の生活と小児看護の役割 ~(1)幼児期の生活の特徴 (2)幼児期に必要な支援
14 学童期・思春期の成長・発達 ~(1)学童期・思春期とは (2)学童期・思春期の特徴
15 学童期・思春期の生活と小児看護の役割 ~(1)学童期・思春期の生活の特徴 (2)学童期・思春期に必要な支援

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 1. 毎回の授業の前に、テキストの該当箇所を熟読し予習しておくこと。
(30分×15回=450分)
2. 毎回の授業の後に、テキストおよび配布資料に基づき学んだことを整理して復習すること。(60分×15回=900分)
3. 子供と家族に関連する社会問題について、ニュースや新聞等を意識して目を通すこと。
評価方法 筆記試験80%、課題レポート20%で評価する。
課題レポートテーマ:「子供の発育発達の評価」 字数制限なし
レポートは、子供の発育発達の知識、自己の考え、図表の工夫等の視点で評価する。
試験・課題に対するフィードバックの方法 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。
授業中の疑問点については、次回授業で解説し、全体に周知する。
テキスト ナーシング・グラフィカ 小児看護学1 小児の発達と看護. 中野綾美他
その他、講義中に適宜提示する。