科目分類 |
学部・学科 |
入学年度 |
専門教育科目 |
社会福祉科 子ども福祉専攻 |
令和6年度生
|
科目コード |
科目名 |
単位 |
開講時期 |
担当者 |
D-128 |
子ども家庭支援論 |
2単位 |
2年次 前期 |
須永 幸乃 |
科目分類 |
専門教育科目 |
学部・学科 |
社会福祉科 子ども福祉専攻 |
入学年度 |
令和6年度生
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科目コード |
単位 |
開講時期 |
D-128 |
2単位 |
2年次前期 |
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「(1)児童家庭福祉・保育・幼児教育に関する基本的な理論や知識を身につけている」「(2)子どもの心身の健康な発達に関する理論や知識をもとに、子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」に関連しており、社会福祉科子ども福祉専攻の保育の対象の理解に関する科目として子育て家庭やその支援について学修します。
科目概要
保育士の仕事として、子どもの保育とともに、子どもの家族の子育てへの支援がある。この講義では、そのための理論と実際を学ぶ。家族は、従来様々な支援を周囲から受けながら子どもを育ててきたが、近年、家族の変容、地域の変貌を背景に、家族の養育力、地域の子育て支援力が弱まり、子育て困難が拡がってきた。そのような中で、社会的制度としての子育て家庭支援の重要性が認識され、保育士はその担い手として期待されており、その力の育成が必要となっている。
学習成果
現代社会における家族の動向と子育て家庭をとりまく社会環境について理解する。また、現代社会における子育ち・子育ての困難について知り、その背景について考え、子育て家庭支援のあり方について理解するとともに、支援の方法について学ぶ。
授業計画
1.子ども家庭支援とはなにか
2.家庭生活の現在と多様性
3.求められる保育、子ども家庭支援の内容
4.保育者の専門性を生かした子ども家庭支援のあり方とその意義
5.保育者に求められる基本的役割と姿勢
6.子育て家庭の福祉を図るための社会資源と連携
7.子育て支援施策の推進とこども家庭庁
8.子ども家庭支援の内容と対象
9.子育て初期(周産期~1歳)の子ども家庭支援
10.保育所・こども園・幼稚園を利用する子ども家庭支援
11.地域の子育て家庭への支援
12.要保護児童等と家庭に対する支援
13.子ども家庭支援者を支える関係としくみ
14.保育の場における子ども家庭支援の現状と課題
15.「人権」の理解と保育者の役割
総時間数 |
30時間(講義30時間) |
準備学習の内容/必要な時間 |
テキストを読み、用語を理解しておくこと。また、使用した講義資料は読み返す等復習すること(60分) |
評価方法 |
講義中の小テスト80%(概ね講義3回に1度)、後期の参加状況20%(聴講姿勢、連絡なしの欠席や遅刻は減点対象) |
試験・課題に対するフィードバックの方法 |
小テストの次の講義の際に返却し、解説を行う。 |
テキスト |
『保育ニュー・スタンダード 子ども家庭支援論 -保育を基礎とした子ども家庭支援ー』 編著者 太田光洋 著者 佐藤純子、他 発行 同文書院 ISBN978-4-8103-1510-3 |