臨床栄養学概論

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、栄養と健康 地域共生学科 食と栄養コース 令和5年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
C-118 臨床栄養学概論 2単位 1年次 後期 林 千登勢
科目分類 専門教育科目、栄養と健康
学部・学科 地域共生学科 食と栄養コース
入学年度 令和5年度生
科目コード 単位 開講時期
C-118 2単位 1年次後期
担当者 林 千登勢

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

生活科学科のディプロマ・ポリシーのうち「食と栄養に関する専門知識」に関連しており、栄養士資格専門科目教育内容の「栄養と健康」の科目として臨床栄養学の基礎を学修する。

科目概要

臨床栄養学をはじめて学ぶ学生が各疾患(病気)について、どのような疾患なのか、疾患の評価方法、どのような食事を提供すればよいかを学んでいく。

学習成果

・臨床栄養とは何か理解できる
・栄養療法が理解できる
・各疾患についての理解とその疾患に必要な食事療法が理解できる

授業計画

1. 臨床栄養の概念
2. 栄養・食事療法、栄養補給法 - 栄養・食事療法と栄養補給法、経口栄養補給法
3. 栄養・食事療法、栄養補給法 - 経腸栄養補給法、静脈栄養補給法
4. 栄養、代謝、内分泌系疾患 - 成因・症状、るいそう、肥満
5. 栄養、代謝、内分泌系疾患 - 糖尿病
6. 栄養、代謝、内分泌系疾患 - 脂質異常症、痛風、高尿酸血症、甲状腺機能亢進・低下症
7. 消化器系疾患 - 成因・症状、栄養管理、下痢、便秘、腸疾患
8. 消化器系疾患 - 肝炎、脂肪肝、肝硬変、胆疾患、膵炎
9. 循環器系疾患 - 心臓、高血圧、動脈硬化、虚血性心疾患、心不全
10. 腎疾患 - 腎炎症候群、腎不全、慢性腎臓病、ネフローゼ症候群、糖尿病腎症、血液透析
11. 血液系疾患 - 成因と症状、貧血、出血性疾患
12. 呼吸器系疾患 - 成因と症状、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺炎
13. 筋・骨格系疾患 - 成因と症状、骨粗鬆症、骨軟化症、くる病、サルコペニア、廃用性筋萎縮症 
14. 免疫・アレルギー疾患
15. 摂食機能低下
16. 試験

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 前回の授業内容の小テストに備えて復習しておく。
評価方法 小テスト20%、試験80%
試験・課題に対するフィードバックの方法 毎回の小テストは返却、解説します。
テキスト 友竹浩之・塚原丘美編『臨床栄養学概論』第2版,講談社, 978-4-06-518097-6
参考文献 月刊『臨床栄養』等