科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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老年看護学 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-134 | 老年看護学技術論Ⅱ | 1単位 | 2年次 前期 | 五十嵐友子、大椋友美 |
科目分類 | 老年看護学 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-134 | 1単位 | 2年次前期 |
担当者 | 五十嵐友子、大椋友美 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用ができる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
に関連している。老年看護学実習の基礎となる科目である。関連する科目は、基礎科目では科学的思考の基盤の全科目、人間と生活・社会の理解全科目、専門基礎科目では人体の構造と機能の全科目、疾病の成り立ちと回復の促進の全科目、健康支援と社会保障制度の全科目、専門科目では基礎看護学の全科目、老年看護学概論、老年看護学技術論Ⅰである。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
本科目では、老年期に多くみられる疾患とその症状に関連する背景や原因、病態、治療について理解し、老年期の対象とその家族が必要とする看護援助および倫理性について学修する。老年期に多い複合的な機能障害および関連する症状についてアセスメントする力を養い、健康逸脱からの回復を促す看護援助について学修する。老年期におけるエンドオブライフケアについて学び、対象の個別性や価値観、家族、社会背景を踏まえた人生の最終段階における看護について理解を深める。またシチュエーション・ベースド・ラーニングによる演習を通して、健康障害をもつ対象の生活機能を支える看護援助について、創意工夫しながら実践する力を養う。
学習成果
<GIO>
健康状態の急激な変化による生命の危機、慢性疾患、生活機能障害の状態にある老年期の対象とその家族が、最適な生活を営むうえでの必要な看護技術と看護の役割について学ぶ。
<SBOs>
1. 老年期に生じやすい健康障害の特徴と、健康障害を有する対象の家族の状況について説明できる。
2. 加齢に伴って生じやすい疾患の病態と看護について説明できる。
3. 急性の状況、慢性疾患、生活機能障害を持つ老年期の特徴を理解し、身体と生活への影響を説明できる。
4. 急性の状況、慢性疾患、生活機能障害を持つ老年期の対象とその家族が、セルフケアを維持できる援助方法について説明できる。
5. End-of-Life careの概念を理解し、意思決定支援における看護職の役割を説明できる。
6. 生活機能障害のある老年期の対象が持つ強みと支援が必要な内容を分析し、看護問題の抽出と看護計画の立案ができる。
授業計画
1 老年期の主な疾患と看護1 呼吸器障害
2 老年期の主な疾患と看護2 心不全
3 老年期の主な疾患と看護3 脳卒中・パーキンソン病
4 老年期の主な疾患と看護4 認知症①
5 老年期の主な疾患と看護5 認知症②
6 老年期に特徴的な症状と看護1 転倒・骨折・骨粗しょう症
7 老年期に特徴的な症状と看護2 脱水・低栄養・嚥下障害
8 老年期に特徴的な症状と看護3 失禁・便秘(コンチネンスケア)
9 老年期に特徴的な症状と看護4 コミュニケーション障害・うつ・不眠
10 老年期に特徴的な症状と看護5 リスクマネジメント
11 老年期に特徴的な症状と看護6 End-of-Life care
12 生活機能障害のある老年期の対象の看護過程1 事例紹介・情報整理
13 生活機能障害のある老年期の対象の看護過程2 シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
14 生活機能障害のある老年期の対象の看護過程3 シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
15 生活機能障害のある老年期の対象の看護過程4 演習まとめ
総時間数 | 30時間(演習30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 授業前に、テキストの該当箇所を熟読しておくこと。(30分以上) 2. 講義や演習で学習した内容について、重要なところをノートに整理しておく。(30分以上) |
評価方法 | 課題レポート70%、演習および課題提出30%にて評価する。 課題レポートのテーマ:「事例演習を通しての学び」 A4用紙3枚程度にまとめ、授業内容を理解し老年看護のポイントを踏まえた記述ができていること。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 |
テキスト | 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学. 北川公子他, 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論. 鳥羽研二他, 医学書院 その他、講義中に適宜提示する。 |
その他 | 本科目は実務経験のある教員による授業科目に該当します。 |