総合実習

科目分類 学部・学科 入学年度
臨地実習 看護学科 令和5年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
F-168 総合実習 2単位 3年次 後期 専任教員
科目分類 臨地実習
学部・学科 看護学科
入学年度 令和5年度生
科目コード 単位 開講時期
F-168 2単位 3年次後期
担当者 専任教員

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。本科目は、看護専門職として成長するための集大成の実習である。関連する科目は基礎科目、専門基礎科目、専門科目のすべてである。関連科目の内容を十分復習した上で実習に臨むこと。

科目概要

既習の講義や演習、実習での学びを踏まえ、医療チームにおける看護職の役割と機能について学び、専門職としての責任感や倫理観を含めた基本的な看護実践能力を修得する。病院等における組織的に看護ケアを提供するためのマネジメント機能について、看護師長・主任・リーダー業務のシャドーイングを通して学修する。また、一勤務帯を通して複数の患者を受け持つことで、状況の優先度を考えながら計画的に看護援助を実践する力を養い、看護を継続して提供するために自己研鑽を継続する意味について学びを深める。

学習成果

<GIO>
1. より臨床実践に近い場での看護マネジメントの体験を通して、チーム医療における看護師の役割と、看護サービスマネジメントの実際を理解する。
2. 既習の授業で身につけた知識技術態度をもとに、看護専門職として学び続けるための課題を整理する。

<SBOs>
1. 看護チームにおけるチームリーダーおよびチームメンバーの役割について述べることができる。
2. チーム医療における看護サービスマネジメントについて記述できる。
3. 看護師と共に複数の患者のケアを実践して、優先順位と時間管理のケアの根拠がわかり、看護業務の中で看護を実践する必要性を説明できる。
4. 自身が配属された実習病院または訪問看護ステーションの地域における役割を説明できる。
5. 実習の体験や見学した事柄について、既習の知識や文献、カンファレンスなどで理解を深め、自身の実践能力を自己評価し看護観「自らの看護とは」を記述できる。
6. 看護専門職を目指す学生として、セルフマネジメントを実践し責任ある行動がとれる。

授業計画

実習要項に記載している。

総時間数 90時間(実習90時間)
準備学習の内容/必要な時間 1. 実習前には、領域別実習での学びを振り返り、総合実習への自己課題を明確にし、具体的対策を考えて臨むこと。(事前課題A4用紙1枚程度・90分)
2. 実習後は、将来を見据えて自己の実践能力と看護観について、事後レポートで明らかにすること。(事後レポートA4用紙3枚以上・120分)
評価方法 実習達成状況(課題レポートを含む)70%
実習態度(詳細は実習要項参照)  30%
試験・課題に対するフィードバックの方法 実習記録返却時に、個々の評価表に教員のコメントを記載する。
実習終了後の合否発表に合わせ、実習状況について解説する。
テキスト 授業資料は、必要時配布する。