科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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精神看護学 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-141 | 精神看護学概論 | 2単位 | 2年次 前期 | 石﨑智子 |
科目分類 | 精神看護学 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-141 | 2単位 | 2年次前期 |
担当者 | 石﨑智子 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。精神看護学実習の基礎となる科目である。関連する科目は、基礎分野では哲学、倫理学、憲法である。専門基礎分野では、臨床薬理学、臨床栄養学、診断治療学Ⅵ、公衆衛生学、社会福祉学、社会保障制度論、保健医療福祉連携論である。専門分野では、看護学概論、援助的人間関係論、精神看護学技術論Ⅰ・Ⅱである。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
精神看護学の基盤となるメンタルヘルスの概念を理解し、心の仕組みと働き、発達課題と精神の健康との関係、精神疾患と症状について学修し、精神看護の役割について理解する。ライフサイクル各期における発達課題と精神の健康との関係について、心の発達に関する理論を踏まえて学修し、生活環境や社会的状況がメンタルヘルスに与える影響および危機について理解を深める。精神医療と看護の歴史的変遷および精神看護に関連する法律について学修することで、患者の権利擁護や倫理について考える力を養う。また、精神保健医療福祉サービスと多職種協働について学修し、精神疾患を持つ人の暮らしを支える看護とその役割を理解する。
学習成果
<GIO>
1. メンタルヘルスの視点から、こころに関する基礎的知識とストレス対処方法について理解を深める。
2. 精神看護を実践するために、基礎的知識と精神障害者との関わり方について修得する。
<SBOs>
1. メンタルヘルスについて、精神看護の視点から概要を説明できる。
2. パーソナリティの発達に影響する要素について記述できる。
3. 各ライフステージにおける発達課題について記述できる。
4. ライフサイクルとストレスの関係を踏まえ、ストレス対処方法について記述できる。
5. 現代社会におけるこころの健康問題と影響を与える要因について説明できる。
6. メンタルヘルスの視点から、自殺とその予防方法について記述できる。
7. こころのメカニズムについて記述し、自分のこころの在り方について説明できる。
8. メンタルヘルスの視点から、看護職のストレスとその対処方法について記述できる。
9. 精神疾患患者の特徴を理解し、患者と家族の思いについて説明できる。
10. 看護倫理を基に、人間関係構築の概要を説明できる。
11. 患者との治療的関わりの基本について記述できる。
12. 自己理解と他者理解の重要性について説明できる。
13. 精神医療・看護の歴史的特徴と今後の在り方について説明できる。
14. 精神保健福祉に関する法律と制度の概要について記述できる。
15. 精神医療・看護に対する倫理的な課題を明確にできる。
授業計画
1 ガイダンス 精神看護の基本理念 精神看護の基本となる対人関係の問題
2 パーソナリティの発達と適応1 パーソナリティの成長
3 パーソナリティの発達と適応2 ライフステージにおける発達課題
4 パーソナリティの発達と適応3 ライフサイクルとストレス
5 社会・生活の場と精神の健康問題:現代特有の問題の理解
6 自殺とその予防―メンタルヘルスの視点から-
7 心のメカニズム
8 看護職のメンタルヘルス
9 対人関係の基本1 「患者を理解する」ということ
10 対人関係の基本2 患者-看護師関係の基礎となる看護理論
11 対人関係の基本3 精神障害者との治療的関わり
12 対人関係の基本4 自己理解・他者理解を深めるために
13 精神医療と看護の歴史的変遷
14 精神保健福祉の法と制度
15 精神医療・看護の倫理的課題:生命倫理の4原則、人権擁護とアドボカシー、インフォームド・コンセントと判断能力
総時間数 | 30時間(講義30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 授業前に、テキストの該当箇所を熟読しておくこと。(30分×15回=450分) 2. 講義で学習した内容については、重要なところをノートに整理しておくこと。 (60分×15回=900分) |
評価方法 | 筆記試験90%、理解度確認のために毎回行う小レポート(A5、12行程度)10%により評価する。小レポートは、各自の目標達成度を確認するために行い、次回の授業時に解説する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験終了後に時間を設け、試験問題の解説を実施し、合否結果は掲示する。 |
テキスト | 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学1 精神看護の基礎. 武井麻子他, 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 精神看護学2 精神看護の展開. 武井麻子他, 医学書院 その他、講義中に提示する。 |
その他 | 本科目は実務経験のある教員による授業科目に該当します。 |