科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
D-137 | 社会的養護Ⅱ | 1単位 | 2年次 後期 | 髙本 美明 |
科目分類 | 専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目 |
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学部・学科 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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D-137 | 1単位 | 2年次後期 |
担当者 | 髙本 美明 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「(1)児童家庭福祉・保育・幼児教育に関する理論や知識を身につけている」「(2)子どもの心身の健康な発達に関する理論や知識をもとに、子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」「(3)保育内容とその指導法についての基礎的な知識を習得し、遊びなどの具体的な活動を計画することができる」に関連しており、社会福祉科子ども福祉専攻の保育の内容・方法に関する科目として社会的養護の意義や保育者の役割等について学修します。
科目概要
保護者がいない等の理由により、行われてきた社会的養護の歴史は、子どもの養育に関わる原理を築き上げてきた。社会的養護を必要とする子どもの現状と援助の実際をとおして、この原理について学習すると共に、児童の社会的養護の意義やそれに携わる保育者の役割を理解することを目的とする。
学習成果
養護に関する問題について学ぶとともに、現代家庭のおかれている現状について理解する。また、社会的養護の原理・原則について理解すると共に、児童福祉施設で働く保育士としての役割を学ぶ。
授業計画
1子どもの権利擁護
2社会的養護における子どもの理解
3社会的養護の内容①日常生活支援
4社会的養護の内容②心理的支援
5社会的養護の内容③自立支援
6施設養護の生活特性及び実際①乳児院等
7施設養護の生活特性及び実際②障害児施設等
8家庭養護の生活特性及び実際
9アセスメントと個別支援計画の作成
10記録及び自己評価
11保育の専門性に関わる知識・技術とその実践
12相談援助に知識・技術とその実践
13ソーシャルワーク(知識・技術とその応用)
14社会的養護における家庭支援
15今後の社会的養護の課題と展望
総時間数 | 30時間(演習30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | テキスト及び配付資料を読み返すなど予習・復習すること(60分) |
評価方法 | レポート65%、課題提出20%、平常点15%(欠席や遅刻、 課題提出〆切を無断で遅れた場合等、減点する) |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 講義中に出題する課題に対してコメントする。 |
テキスト | 北川聡子・古家好恵・小野善郎+むぎのこ 編著 「子育ての村「むぎのこ」のお母さんと子どもたち」 福村出版 ISBN978-4-571-42078-8 |
参考文献 | 相澤仁・村井美紀・大竹智 編集 「新基本保育シリーズ⑱社会的養護Ⅱ」中央法規出版 ISBN978-4-8058-5798-4 |
その他 | 【実務経験のある教員による授業】現在社会福祉法人で子ども・家庭の支援にあたり、児童相談所での実務経験を有する教員が、社会的養護を必要とする子どもの現状と援助の実際をとおして、この原理について学習すると共に、児童の社会的養護の意義やそれに携わる保育者の役割を理解することを目的として、実際の経験を踏まえながら講義を行う。 |