日本の近現代文学

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、文化・教養 地域共生学科 キャリアデザインコース 令和5年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
B-120 日本の近現代文学 2単位 1年次 後期 大平 剛
科目分類 専門教育科目、文化・教養
学部・学科 地域共生学科 キャリアデザインコース
入学年度 令和5年度生
科目コード 単位 開講時期
B-120 2単位 1年次後期
担当者 大平 剛

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は地域教養学科のディプロマ・ポリシーのうち「1.自分の意見をさまざまな文章や口頭表現を使って表現する技術を修得し、豊かに表現できる」と「4.自分自身の理解を深め、多様な考え方をもっている他者とともに生きる力を身につけている」と関連しており、文化・教養ユニットの専門科目として日本近現代の文学の歴史と小説の読み方を学ぶ。

科目概要

日本の近代文学は西洋文学の摂取と日本の伝統や時代の状況との衝突とすりあわせによって大きく姿が変わってきた。その変容のダイナミズムを戦後派まで、時代を追い、個々の文学作品に即しながら見直す。

学習成果

日本近現代文学の歴史について「父」を視点に概括的な知識を持つこと。また、実際に明治期から昭和期の作品に触れ、主題の変容のダイナミズムについての理解を深めること、この二点を目標とする。

授業計画

1.ガイダンス
2.樋口一葉「十三夜」
3.「父」と家の話
4.森鷗外「舞姫」
5.「父」の不在と子どもの話
6.森鷗外「普請中」
7.「春は馬車に乗って」
8.「父」の不在と夫婦の話
9.「人間椅子」
10.「父」の不在と犯罪の話
11.「葉桜と魔笛」
12.「父」の呪縛と恋愛の話
13.「時代食堂の特別料理」
14.「父」からの逃避と記憶の話
15.まとめ

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 配布資料から次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。(60分)
評価方法 レポート(100%)
試験・課題に対するフィードバックの方法 レポートの返却にて行う
テキスト 授業中にプリントを配布