地域・在宅看護論実習Ⅲ

科目分類 学部・学科 入学年度
臨地実習 看護学科 令和5年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
F-159 地域・在宅看護論実習Ⅲ 1単位 3年次 通年 正保里恵子、高川真路美
科目分類 臨地実習
学部・学科 看護学科
入学年度 令和5年度生
科目コード 単位 開講時期
F-159 1単位 3年次通年
担当者 正保里恵子、高川真路美

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる
に関連している。関連する科目は、地域在宅看護概論、地域在宅看護技術論Ⅰ・Ⅱ、体育実技、成人看護学概論、成人看護学技術論Ⅰ・Ⅱ、老年看護学概論、老年看護学技術論Ⅰ・Ⅱ、小児看護学概論、小児看護学技術論Ⅰ・Ⅱ、母性看護学概論、母性看護学技術論Ⅰ・Ⅱ、精神看護学概論、精神看護学技術論Ⅰ・Ⅱ、社会福祉学、公衆衛生学、社会保障制度論、公衆衛生学、保健医療福祉連携論である。関連科目の内容を十分復習した上で実習に臨むこと。

科目概要

本科目では、十勝管内の保健センターにおける地域保健活動の実際を知り、地域住民の健康を支える援助方法について学習する。地域特性を踏まえて健康課題を捉えることの必要性を理解し、すべての地域住民が健康的に生活するための地域保健活動における看護の役割と倫理性について考える力を養う。また、地域で暮らす人々の健康を維持・増進するための支援に関して、保健医療介護福祉チームの一員として看護が果たす役割および多職種協働・連携について理解を深める。

学習成果

<GIO>
既存資料や地区踏査(地域観察)や地域アセスメント結果をもとに、地域住民の健康保持増進に関わる企画実践評価活動、安全に暮らせる地域づくりと感染予防活動を知り、地域住民の暮らしについての理解を深め、地域住民の暮らしと健康との関連を考える。さらに、地域で暮らす住民の健康やQOL向上を目指し倫理的課題を含めて看護職が果たす役割について考察する。

<SBOs>
1. 既存資料を通して、地域住民の暮らしと健康の特徴を母子、成人、高齢者ごとに理解できる。
2. 地区踏査(地区観察)を通して、地域の特性と母子、成人、高齢者等の住民の暮らしの実際を把握し、地域の健康課題に関連する様々な要因を考えることができる。
3. 地域の健康課題に取り組むために、看護職が果たす多職種連携・協働・調整活動を理解できる。
4. 地域の健康課題に取り組むために、地域住民と協働・連携し、住民の強みを生かす関りを考えることができる。
5. 地域の健康課題に取り組むために、地域住民との協働・連携における倫理的配慮、情報共有、情報管理、がどのように行われているか理解できる。
6. 安全に暮らせる感染予防活動の実際を知り多職種連携において看護職が実践しているリーダーシップ機能を理解できる。

授業計画

実習内容は実習要項に記載している。

総時間数 45時間(実習45時間)
準備学習の内容/必要な時間 実習前には関連する科目を復習し、実習課題を明確にして実習に臨むこと。(60分以上)
評価方法 実習目標の達成度85%、レポート15%で評価する。
試験・課題に対するフィードバックの方法 実習記録返却時、個々の評価表に教員のコメントを記載する。
全学生の実習終了時の合否発表に併せ、実習結果について解説する。
テキスト 授業資料は、必要時配布する。