科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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臨地実習 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-157 | 地域・在宅看護論実習Ⅰ | 1単位 | 3年次 通年 | 正保里恵子、高川真路美 |
科目分類 | 臨地実習 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-157 | 1単位 | 3年次通年 |
担当者 | 正保里恵子、高川真路美 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。関連する科目は、倫理学、人間学、憲法、口腔保健論、公衆衛生学、社会福祉学、社会保障制度論、保健医療福祉連携論、リハビリテーション論、医療安全学、地域・在宅看護概論、地域・在宅看護技術論Ⅱ、成人看護学概論、成人看護学技術論Ⅱ、老年看護学概論、老年看護学技術論Ⅱ、小児看護学概論、小児看護学技術論Ⅱ、精神看護学概論、精神看護学技術論Ⅰ・Ⅱである。関連科目の内容を十分復習した上で実習に臨むこと。
科目概要
本科目では、十勝管内の地域包括支援センターにおける地域住民に対する健康支援および介護、生活相談の実際について学習する。地域包括支援センターを利用する人々の健康や生活について学び、地域包括支援センターの役割を理解するとともに、地域住民の健康や生活を支える看護援助について考える力を養う。また、地域で暮らす人々が、安心してその人らしい生活を継続するための地域包括ケアシステムにおける看護専門職の役割と看護倫理を理解し、保健医療福祉チームの一員としての多職種連携・協働の実際について学びを深める。
学習成果
<GIO>
1. 地域で暮らす人々が、安心してその人らしい生活を継続するための地域の仕組みを理解し、医療機関、医療・介護間の機能分化により、切れ目のない医療・介護サービスを提供する協働連携の在り方を学ぶ。
2. 利用者に必要な医療・介護サービスを提供するために多職種が専門性を尊重するケアカンファレンスを通して適時的確なケアマネジメントの成果と課題を理解することができる。
<SBOs>
1. 高齢者が暮らす地域で構築している地域包括ケアシステムの仕組みを理解し、地域包括支援センターの機能を記述できる。
2. 地域包括ケアシステムの仕組みに関わる多職種の連携の実際を知り、医療・介護の切れ目のないサービスを提供するための地域包括支援センターの業務を記述できる。
3. 医療・介護を必要とする人々が、医療機関に移行する時に必要な調整役割とケアマネジメントについて職種の専門性を記述できる。
4. 医療・介護を必要とする人々が、医療機関から療養の場を移行する時に必要な調整役割とケアマネジメントについて職種の専門性を記述できる。
5. 複合的多面的な支援を必要とする人々に対するケアカンファレンスの実際を知り、地域療養を支える社会資源の調整機能を説明できる。
6. 複合的多面的な支援を必要とする人々に対する多職種が専門性を生かして地域の社会資源を活用している実際を記述できる。
7. 複合的多面的な支援を必要とする人々に対する社会資源の一つとしての地域住民との連携協働の実際を記述できる。
8. 地域包括ケアシステムの協働・連携の現状と課題を説明できる。
9. ケアを必要とするすべての人々が、切れ目のないサービスを受ける仕組みとしての地域包括ケアシステムを探求できる。
授業計画
実習内容は実習要項に記載している。
総時間数 | 45時間(実習45時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 既習の地域・在宅看護概論、地域・在宅看護技術論Ⅱを復習し、事前課題に取り組む。(60分) 2. 既習の倫理学、人間学、憲法、口腔保健論、公衆衛生学、社会福祉学、社会保障制度論、保健医療福祉連携論を復習し地域・在宅で生活している人々の尊厳、価値、連携、協働に関わる特徴を整理する。(60分以上) 3. 地域包括ケアシステムに関わる概念を踏まえて実際にどのようなシステムが機能しているのか地域ごとの取り組み情報をまとめておくこと。(60分) |
評価方法 | 実習目標の到達状況85%、修了時レポート15%で評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 1. 実習終了時の担当教員面談時に実習で得た具体的な学びを深めるフィードバックをする。 2. 実習記録に担当教員のフィードバックコメントを記述して返却する。 3. 全体の合否発表の公表時に全体の成績の傾向と課題を解説する。 |
テキスト | 授業資料は、必要時配布する。 |