地元創成看護論演習

科目分類 学部・学科 入学年度
看護の統合と実践 看護学科 令和5年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
F-150 地元創成看護論演習 1単位 2年次 後期 専任教員
科目分類 看護の統合と実践
学部・学科 看護学科
入学年度 令和5年度生
科目コード 単位 開講時期
F-150 1単位 2年次後期
担当者 専任教員

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。看護を必要とする人に限定するのではなく、地域の人々と有機的につながり、協働連携する能力を育成する。関連する科目は、臨地実習を含む全科目である。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。

科目概要

本科目では、地元創成看護概論において地域の歴史や産業、町の暮らしについて学修したことを踏まえ、演習を通して地域で暮らす人々との交流を図り、地元住民と共に地元創成についての考察を深める。また、地域で暮らす人々を支える保健医療福祉サービスについて学習し、地元住民が抱える健康課題および倫理的な課題について理解する。町の暮らしの活性化を推進し、健康的に暮らすために必要なサービスや仕組みについて地元住民との交流により課題を明確化し、地元住民の未来の暮らしをつくる地域プロジェクトのデータベース作りに活かす。

学習成果

<GIO>
1. 地元十勝の町村自治体の歴史や風土、文化的特徴、主要産業、人々の暮らしを深く知り、大学及び、看護の知識資源を持つ学生が共同して取り組む未来づくり事業の特徴を理解する。
2. 地元十勝の町村自治体と大学及び看護の知識資源を持つ学生が連携して、未来づくり事業に参加するために、何ができるのか具体的な行動を言語化する。
3. 地元住民と積極的に関わるために活用できる資源を理解する。
4. 地元創成看護論実習に向けて、地元創成看護概論で学んだ知識を行動レベルに落とし込み、地元住民とのワークショップの準備ができる。

<SBOs>
1. 地元創成看護概論で学んだ知識をもとに看護学を知識資源としている学生と地域住民が参加する町づくりプロジェクト、仮称「ケアを楽しむまちづくり」の必要性を検討する。
2. 本学の他学科の学生との交流を通して、町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に必要な基礎情報を得る。
3. 学生間のワークショップを通して地元創成に関わる知識を出し合い、さらに必要な知識を探求する。
4. 地元創成に関わる知見を説明するための教材を工夫して、自身の考えをプレゼンテーションできる。
5. 地元創成に関わるワークショップを地元住民と共に開催するため、問題解決過程(PDCAサイクル)に沿って準備ができる。
6. 地元創成に関わるワークショップの模擬ワークを行い、必要な準備の課題を確認できる。
7. 町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に関わる公的機関の担当者と打合せ、ワークショップの方向性を共有できる。
8. 地元の人々と共に未来づくり事業に参加するために、自身が行う積極的・具体的な行動を記述できる。

授業計画

1 地元創成看護概論で学んだ知識をもとに、看護学を知識資源としている学生と地域住民が参加する町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」の必要性を検討する。
 ・DVD視聴 ・グループ討議
2  本学の他学科の学生との交流を通して町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に必要な基礎情報を得る。
 ・グループ討議
3 本学の他学科の学生との交流を通して町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に必要な基礎情報を得る。
 ・グループ討議
4 地元創成に関わるワークショップを地元住民と共に開催するため、問題解決過程(PDCAプロセス)に沿って準備ができる。
 ・グループ討議
5 地元創成に関わるワークショップを地元住民と共に開催するため、問題解決過程(PDCAプロセス)に沿って準備ができる。
 ・グループ討議
6 地元創成に関わるワークショップを地元住民と共に開催するため、問題解決過程(PDCAプロセス)に沿って準備ができる。
 ・グループ討議
7 地元創成に関わるワークショップを地元住民と共に開催するため、問題解決過程(PDCAプロセス)に沿って準備ができる。
 ・グループ討議

8 地元創成に関わるワークショップ、仮称「ケアを楽しむまちづくり」模擬ワークを行い、必要な準備の課題を確認できる。
 ・グループ討議
 ・模擬ワーク時に地元住民が参加する。
9 地元創成に関わるワークショップ、仮称「ケアを楽しむまちづくり」模擬ワークを行い、必要な準備の課題を確認できる。
 ・グループ討議
 ・模擬ワーク時に地元住民が参加する。
10 地元創成に関わるワークショップ、仮称「ケアを楽しむまちづくり」模擬ワークを行い、必要な準備の課題を確認できる。
 ・グループ討議
 ・模擬ワーク時に地元住民が参加する。
11 地元創成に関わるワークショップ、仮称「ケアを楽しむまちづくり」模擬ワークを行い、必要な準備の課題を確認できる。
 ・グループ討議
 ・模擬ワーク時に地元住民が参加する。
12 公的機関との情報共有・実施の方向性の確認・実施の調整
町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に関わる公的機関の担当者と打合せ、ワークショップの方向性を共有できる。
 ・町行政担当者と打合せ ・グループ討議
13 公的機関との情報共有・実施の方向性の確認・実施の調整
町づくりプロジェクト仮称「ケアを楽しむまちづくり」に関わる公的機関の担当者と打合せ、ワークショップの方向性を共有できる。
 ・町行政担当者と打合せ ・グループ討議
14 地元の人々と共に未来づくり事業に参加するために、自身が行う積極的・具体的な行動を記述できる。
 ・記述した内容をもとに全体会でプレゼンテーションする。
15 地元の人々と共に未来づくり事業に参加するために、自身が行う積極的・具体的な行動を記述できる。
 ・記述した内容をもとに全体会でプレゼンテーションする。

総時間数 30時間(演習30時間)
準備学習の内容/必要な時間 1. グループ討議で得られた知識は文献的なエビデンスや信頼できるネットワーク情報と照合して、検討した内容の信頼性を確認して授業に臨む。(毎回15分=225分)
2. グループ討議で得られた知識をもとに、次回のグループ討議の資料となる知見をまとめ、記述しておく。(毎回30分=450分)
評価方法 課題レポート40%、プレゼンテーション30%、グループ討議の参加度評価30%
試験・課題に対するフィードバックの方法 ・グループ討議の参加度は自己評価と教員評価が比較できるようにフィーバックする。
・科目全体の到達状況の評価や平均得点等について周知する。
・レポートに記載された疑問点は提出毎に次回の授業で解説する。
テキスト 授業資料は、毎回配布する。