科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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臨地実習 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-169 | 地元創成看護論実習 | 1単位 | 3年次 後期 | 専任教員 |
科目分類 | 臨地実習 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-169 | 1単位 | 3年次後期 |
担当者 | 専任教員 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。本科目は、看護を必要とする人に限定するのではなく、地域の人々と有機的につながり、協働連携する能力を育成する。関連する科目は、臨地実習を含む全科目であるが、特に地元創成看護概論および地元創成看護論演習の経験的学びを有機的発展的に関連付ける。関連科目の内容を十分復習した上で実習に臨むこと。
2. 多様な暮らしを営む人々の視点に立って考え判断する能力を育成するために、看護のすべての場面に倫理的問いがあることを繰り返し学習する授業デザインとする。
5. 保健医療介護福祉組織の一員としての役割・責務を果たすために必要なマネジメントを学修する実習環境を整備する。
6. 国際的な視野を持ち、国や民族・性別の枠を超えて多様な文化における健康課題を学ぶ教材を提供する。
科目概要
本科目では、十勝地域を地元と捉え、看護学を地元創成の資源として活かし、地域住民とのつながりを実践的に創る。地域住民の強みと看護学の強みを活かし、学び合いの社会を目指す取り組みを進め、希望につながる地域社会の創成を提言する。本学が立地する地元産業や保健医療福祉機関に赴き、地域が担う町づくりの課題を探求することで、地域における保健医療福祉チームの一員としての看護専門職の役割および倫理性について学びを深める。また、「ケアをたのしむ町づくり」をテーマとするワークショップにおいて、学修したことから得られた課題や将来構想などを活用したデータベースを作成し、十勝の新たな町づくりを提言する。
学習成果
<GIO>
1. A町の町づくりプロジェクトの一環として、地元住民との仮称「ケアを楽しむまちづくり」ワークショップを開催できる。
2. ワークショップ全体の司会進行、記録を含む運営ができる。
3. A町に活かせる看護学の知識資源とは何かを考え、意見交換に活かすことができる。
4. 看護学の知識資源を持つ学生として、A町の未来づくり事業に寄与するために柔軟な発想でワークショップに参加できる。
5. ワークショップで住民と学生・教員により検討された内容を、地元住民の未来の暮らしをつくる地域プロジェクトのデータベースとしてA町に提供できる。
<SBOs>
1. ワークショップの準備(①役割分担の確認、②全体進行の確認、③行政の担当者との最終チェック)ができる。
2. 地元住民参加者との仮称「ケアを楽しむまちづくり」ワークショップで司会進行、記録の役割ができる。
3. 仮称「ケアを楽しむまちづくり」ワークショップで地元住民参加者とワールドカフェ方式の意見交換ができる。
4. 仮称「ケアを楽しむまちづくり」ワークショップで他のグループメンバーとワールドカフェ方式の情報交換ができる。
5. ワークショップのグループごとに出された意見を学生同士で質的統合法により集約できる。
6. 学生同士でワークショップのグループごとに他グループの進行状況を確認できる。
7. 学生同士でワークショップのグループごとに他のグループと情報交換できる。
8. 実習のリフレクションを通して地元創成看護を探求できる。
9. 地元行政担当者に文書で報告ができる。
授業計画
学習内容は実習要項に記載している
総時間数 | 45時間(実習45時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 実習評価項目と配点は、実習目標ごとに実習要項に記載している。学生は実習後の個別面談時までに自己評価をする。教員は学生と共に目標ごとに自己評価につながる事実確認をして必要なフィードバックをする。(30分) 2. 地元創成看護概論で学んだ知識を整理しておく。(60分) 3. 地元創成看護論演習で学んだ地元に関わる知識を整理しておく。(60分) |
評価方法 | 実習目標の到達80%、課題レポ-ト10%、実習態度10%で評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 実習評価項目と配点は、実習目標ごとに実習要項に記載している。 学生は実習後の個別面談時までに自己評価をする。 個別面談時に教員は学生と共に目標ごとに自己評価につながる事実確認をして必要なフィードバックをする。 |
テキスト | 授業資料は、事前に配布する。 |