科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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専門教育科目、医療的ケア | 社会福祉科 介護福祉専攻 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
E-142 | 医療的ケア(2年次前期) | 2単位 | 2年次 前期 | 春日 美佐 ・ 高田 緑 |
科目分類 | 専門教育科目、医療的ケア |
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学部・学科 | 社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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E-142 | 2単位 | 2年次前期 |
担当者 | 春日 美佐 ・ 高田 緑 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「医療的ケアの知識と技術を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の医療職との連携のもと、医療的ケアを安全・適切に実施できるよう、必要な知識・技術の修得のため、専門科目に領域「医療的ケア」の科目として設定され、喀痰吸引と経管栄養、救急蘇生法について基本的知識と技術を学修する。
科目概要
1年次後期、2年次の前期・後期にまたがる実習科目である。介護福祉士として、医療職との連携のもとで喀痰吸引・経管栄養を安全・適切に根拠に基づいて実施できるよう、必要な知識と技術を修得する。「医療的ケア実施の基礎」と「喀痰吸引・経管栄養に必要な基礎的知識・実施手順」を講義で学び、講義内容を理解した上で演習(喀痰吸引・経管栄養)を行う。各演習に入る前には理解度確認テストを行う。演習は更に細かく分けて5種類となるが、それぞれ5回行うほか、救急蘇生についての演習も1回ずつ行う。
学習成果
2年次前期は、「喀痰吸引に必要な基礎的知識・実施手順」の講義内容の理解度を確認するテストに合格し、個別の演習において経管栄養の手順と留意点どおりに実践することができる。個別演習は口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部の喀痰吸引をそれぞれ5回行い、5回目には決められた評価票の全ての項目について手順と留意点どおりに実施できれば、その演習はクリアとなる。(5回目でクリアできなかった場合はできるまで演習を繰り返し行う)
授業計画
1.呼吸のしくみとはたらき
2.いつもと違う呼吸状態
3.喀痰吸引とは
4.人工呼吸器と吸引
5.子どもの吸引・利用者や家族の気持ちにそった対応と留意点
6.呼吸器系の感染と予防
7.喀痰吸引により生じる危険・事後の安全確認
8.急変・事故発生時の対応と事前対策
9.喀痰吸引で用いる器具・機材とそのしくみ、清潔の保持
10.必要物品の準備・設置と注意点
11.吸引前の利用者の状態観察と留意点・利用者の準備と留意点
12.吸引実施手順と留意点
13.痰を出しやすくするケア・体位を整えるケア・口腔内のケア
14.報告及び記録
15.演習実施前、理解度確認テスト
16. 演習実施前、理解度確認テスト解説
17.口腔内の喀痰吸引演習(デモストレーション)
18.鼻腔内の喀痰吸引演習(デモストレーション)
19.気管カニューレ内部の喀痰吸引演習(デモストレーション)
20.口腔内の喀痰吸引演習(各学生評価5回以上)
21.鼻腔内の喀痰吸引演習(各学生評価5回以上)
22・23.気管カニューレ内部の喀痰吸引演習(各学生評価5回以上)
総時間数 | 1年半で60時間(実習科目) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 実習科目ではあるが、講義では毎回授業終了時に理解度確認小テストを行うため、予習し講義に臨み、理解を深めること。予習はテキストを基に行うこと。(30分) 理解度確認小テストで理解できていなかった点を確認し、復習すること。(15分) 演習では各自で実技の練習を繰り返し行うこと。(各演習課題につき90分) |
評価方法 | 2年次後期に行う最終試験50% 演習の修得状況25% 演習前確認テスト25% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 最終試験は終了後に解答と解説を行う。 演習に対しては1回実施ごと、修得できていない部分の指導を行う。 |
テキスト | 「医療的ケア」中央法規(ISBN978-4-8058-5775-5) |
参考文献 | 授業内で適宜紹介する |
その他 | 【実務経験のある教員による授業】看護師の実務経験を持つ専任教員と看護師として社会福祉施設で在宅支援の実務にあたる講師が、ともに医療的ケア教員講習会を修了し講義を担当する。両講師が連携して講義と演習を配分しながら、実務経験による知見に基づいた授業を行う。 |