科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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看護の統合と実践 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-151 | スタートアップ演習 | 1単位 | 2年次 前期 | 専任教員 |
科目分類 | 看護の統合と実践 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-151 | 1単位 | 2年次前期 |
担当者 | 専任教員 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用ができる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
6. 国や民族・性別の枠を超えて多様な文化や価値観を受け入れ、国際的な健康課題を理解することができる。
に関連している。基礎看護学実習Ⅱ、領域別実習の準備演習と位置付ける科目である。関連する科目は、基礎分野全科目、専門基礎分野全科目、専門分野の基礎看護学全科目、各領域の看護学概論、医療安全学、基礎看護学実習Ⅰである。これらの科目の授業進度を確認しながら予習・復習を進めるとともに、実習に向けた自己の課題や目標を明確にして実習に臨めるようにすること。
科目概要
本科目は、基礎看護学実習Ⅱ、領域別実習を行うための準備演習として位置付ける。各実習の目的・目標および内容を理解し、実習を効果的に行うためのチームビルディングの重要性や倫理性、カンファレンスの意義および進め方、報告のあり方等について学修する。各実習において、知識・技術・態度の統合および科学的思考過程を用いた看護実践による学びを深めるために、実習への取り組み方や自己の課題について明確化し、看護チームの一員として主体的に学修できるよう実習の全体像について理解を深める。
学習成果
<GIO>
基礎看護学実習Ⅱ、領域別実習の目的・目標・内容を理解し、事故防止や情報管理、グループ活動やカンファレンス、報告の仕方、看護技術等の実習に必要な準備ができる。
<SBOs>
1. 基礎看護学実習Ⅱの意味を理解し、実習の目的、目標、実習方法について述べることができる。
2. 領域別実習の意味を理解し、実習の目的、目標、実習方法について述べることができる。
3. チームビルディングを理解し、実習グループにおけるチームワークを構築できる。
4. 実習における情報管理の必要性を理解し、事例をもとに取り扱う情報について注意すべきことを説明できる。
5. 実習で必要な報告の仕方とカンファレンスについて、必要性と方法が説明できる。
6. 看護学実習で起こりやすい事故を知り、事故防止のための行動を具体的に考えて説明できる。
7. 実習に必要な看護技術をチェックリストで確認し、安全・安楽な援助が実施できるように練習し、準備することができる。
授業計画
1 実習オリエンテーション
(1) 基礎看護学実習Ⅱ、領域別実習とは
(2) 履修について
(3) 実習ローテーションについて
2 実習オリエンテーション2 (1)基礎看護学実習Ⅱ (2)老年看護学実習 (3)成人看護学実習 (4)小児看護学実習 (5)母性看護学実習 (6)精神看護学実習 (7)地域・在宅看護学実習
3 実習オリエンテーション2 (1)基礎看護学実習Ⅱ (2)老年看護学実習 (3)成人看護学実習 (4)小児看護学実習 (5)母性看護学実習 (6)精神看護学実習 (7)地域・在宅看護学実習
4 実習オリエンテーション2 (1)基礎看護学実習Ⅱ (2)老年看護学実習 (3)成人看護学実習 (4)小児看護学実習 (5)母性看護学実習 (6)精神看護学実習 (7)地域・在宅看護学実習
5 チームビルディング (1)チームビルディングとは (2)演習
6 チームビルディング (1)チームビルディングとは (2)演習
7 実習における情報リテラシー (1)医療従事者に求められる情報リテラシー (2)事例検討
8 実習における情報リテラシー (1)医療従事者に求められる情報リテラシー (2)事例検討
9 実習における報告の意味 (1)実習における様々な報告場面 (2)演習(ロールプレイ)
10 実習における報告の意味 (1)実習における様々な報告場面 (2)演習(ロールプレイ)
11 カンファレンスの持ち方 (1)カンファレンスとは (2)カンファレンスの種類と進め方 (3)演習
12 看護学実習における事故防止 (1) 実習におけるインシデントとアクシデント (2)事故防止対策 (3)危険予知トレーニング
13 看護学実習における事故防止 (1) 実習におけるインシデントとアクシデント (2)事故防止対策 (3)危険予知トレーニング
14 看護技術チェックリストに基づく準備演習
15 看護技術チェックリストに基づく準備演習
総時間数 | 30時間(演習30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 準備学習として、基礎看護学実習Ⅰを振り返り、基礎看護学実習Ⅱおよび領域別実習に向けた自己の課題と解決策についてA4用紙1枚程度(1400文字以内)のレポートを作成、提出する(30分以上)。 2. 事後学習として、授業での学びをどのように実習に活かしていくかについて具体的な自分の考えをA4用紙1枚程度(1400文字以内)のレポートを作成、提出する(30分以上)。 |
評価方法 | 課題レポート70%、演習におけるグループワークへの貢献およびディスカッションでの発言20%で評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 評価後に、課題レポートについて解説する。 |
テキスト | 授業資料は、毎回配布する。 |