科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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精神看護学 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-143 | 精神看護学技術論Ⅱ | 1単位 | 2年次 後期 | 石﨑智子 |
科目分類 | 精神看護学 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-143 | 1単位 | 2年次後期 |
担当者 | 石﨑智子 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち
1. 保健医療介護福祉組織のチーム活動に必要なコミュニケーション能力を身につけている。
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
3. 科学的根拠に基づき臨床推論し、看護の対象に合わせて創意工夫・応用ができる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
に関連している。精神看護学実習の基礎となる科目である。関連する科目は、基礎分野では哲学、倫理学、憲法である。専門基礎分野では、臨床薬理学、臨床栄養学、診断治療学Ⅵ、公衆衛生学、社会福祉学、社会保障制度論、保健医療福祉連携論である。専門分野では、看護学概論、援助的人間関係論、精神看護学概論、精神看護学技術論Ⅰである。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
精神看護学援助論Ⅰを踏まえて、精神障害を持つ対象とその家族に対する看護援助技術および援助方法について、紙上事例とシミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習を通して学修する。また、ロールプレイによる演習を通して、精神障害のある対象者との関わり方や看護に必要な基本的看護技術および倫理性について理解し、効果的な看護を展開するための技術について考える力を養う。これらの学修により、精神障害のある対象とその家族に対する看護援助および看護過程の展開に関する基本的技術を修得し、人権を擁護する看護のあり方について理解を深める。
学習成果
<GIO>
1. 精神看護学技術論Ⅰを踏まえて、精神の健康上の問題に直面している対象への看護援助について、看護過程を展開しながら理解を深める。
2. 精神障害のある対象との関わり方、看護に必要な基本的看護技術について理解し、効果的な看護実践のための技術を修得する。
<SBOs>
1. 精神看護学におけるセルフケア論による看護過程の実践について説明できる。
2. ロールプレイを通して、生活技能訓練(SST)の具体的な実践方法について説明できる。
3. 精神疾患患者の情報の整理、健康状態、精神状態について記述できる。
4. 精神疾患患者のセルフケアの状態と生活面についてアセスメントできる。
5. 精神疾患患者への援助方法について、看護問題の抽出と看護計画の立案ができる。
6. 精神疾患患者への援助方法について、対象の特徴、アセスメント、必要とされる援助について説明できる。
授業計画
1 ガイダンス オレムのセルフケア理論を用いた看護過程の実践:概要説明
2 オレムのセルフケア理論を用いた看護過程の実践
紙上事例を用いて精神状態のアセスメントおよび問題の抽出・計画立案までをグループ演習で行う。
3 オレムのセルフケア理論を用いた看護過程の実践
紙上事例を用いて精神状態のアセスメントおよび問題の抽出・計画立案までをグループ演習で行う。
4 オレムのセルフケア理論を用いた看護過程の実践
紙上事例を用いて精神状態のアセスメントおよび問題の抽出・計画立案までをグループ演習で行う。
5 オレムのセルフケア理論を用いた看護過程の実践
グループ発表・まとめ
6 精神看護における援助技術1:生活技能訓練(SST)
ロールプレイによる演習
7 精神看護における援助技術1:生活技能訓練(SST)
ロールプレイによる演習
8 精神看護における援助技術2:体感幻覚がありセルフケア不足の患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
9 精神看護における援助技術2:体感幻覚がありセルフケア不足の患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
10 精神看護における援助技術2:体感幻覚がありセルフケア不足の患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
11 精神看護における援助技術2:体感幻覚がありセルフケア不足の患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
12 精神看護における援助技術3:依存症があり希死念慮を抱く患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
13 精神看護における援助技術3:依存症があり希死念慮を抱く患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
14 精神看護における援助技術3:依存症があり希死念慮を抱く患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
15 精神看護における援助技術3:依存症があり希死念慮を抱く患者の看護
シミュレーション・ベースド・ラーニングによる演習
総時間数 | 30時間(演習30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 授業前に、テキストの該当箇所を必ず読んでおくこと。(225分) 2. 講義および演習時に学習した内容を振り返り、テキストや参考文献などを用いて学びの整理し、理解を深めること。(300分) 3. 演習に参加するにあたっては、必ず個人ワークをしたうえで参加すること。(150分) |
評価方法 | 最終レポート80%、演習および課題の提出20%で評価する。 最終レポートについては、シミュレーション・ベースド・ラーニング演習を振り返り、自己の学びと課題について記述する。(A4用紙2枚以内、2500文字程度) レポートは、テーマに沿った自己の考え、一般的知識、論理性、文字や体裁で評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験の合否発表に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 |
テキスト | 看護実践のための根拠がわかる精神看護技術. 山本勝則他, メヂカルフレンド社 エビデンスに基づく精神科看護ケア関連図 改訂版. 川野雅資他, 中央法規出版 |
その他 | 本科目は実務経験のある教員による授業科目に該当します。 |