科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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健康支援と社会保障制度 | 看護学科 | 令和5年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
F-118 | 社会保障制度論 | 1単位 | 2年次 後期 | 正保里恵子、阿部好恵 |
科目分類 | 健康支援と社会保障制度 |
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学部・学科 | 看護学科 |
入学年度 | 令和5年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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F-118 | 1単位 | 2年次後期 |
担当者 | 正保里恵子、阿部好恵 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、看護学科のディプロマポリシーのうち、
2. 豊かな感性を持ち人間の生命と尊厳を守り、知識・技術・態度を統合して看護を実践できる。
4. 看護の使命と倫理観に基づき看護専門職として自己研鑽を継続できる。
5. 保健医療介護福祉の課題に取り組む地域の人々と連携・協働し、地元創成に貢献する能力を身につけている。
に関連している。関連する科目は、基礎科目の倫理学、憲法、専門基礎分野の公衆衛生学、社会福祉学、保健医療福祉連携論、専門分野の各領域の看護学概論、臨地実習の全科目である。これらの科目の授業進度を確認しながら、予習復習を継続して関連事項の疑問や不明な点を調べて授業に臨むこと。
科目概要
本科目では、我が国における社会保障制度や社会福祉の法制度、医療保障の仕組みや概要について学修する。また、保健医療福祉サービスの歴史的変遷を踏まえ、現代社会の多様化した保健医療福祉サービスに対するニーズを理解し、地域における健康課題と社会保障の法律的側面を関連付けて考える力を養う。法における基本的概念を学び、社会における法について考えを深めることで、人々の健康生活を支える保健医療福祉における関係法規の概念と仕組みを理解する。
学習成果
<GIO>
日本の代表的な社会保障制度である医療保険制度、生活保護制度、社会福祉事業制度が、看護の対象となる人々の健康と生活を支えるために果たしている現状と課題について理解を深める。
<SBOs>
1. 社会保障制度の目的と機能について説明できる。
2. 社会福祉の法制度の歴史と現代社会における社会福祉サービスについて説明できる。
3. 医療保障制度の沿革としくみの概要を説明できる。
4. 医療保障制度の種類と特徴および国民医療費の課題について説明できる。
5. 介護保険制度の背景と歴史、制度の概要について説明できる。
6. 介護保険の内容および要介護(要支援)認定の方法、介護保険制度の課題について説明できる。
7. 所得保障制度の種類および概要について説明できる。
8. 貧困・低所得者の背景と低所得者対策について説明できる。
9. 生活保護を取り巻く現代社会の動向と課題について説明できる。
授業計画
1 社会保障制度と社会福祉
(1)社会保障の概念・目的・機能・体系
(2)社会保障の内容
(3)少子高齢化と社会保障制度
2 社会福祉の法制度
(1) 社会福祉の法制度の歴史的展開
(2) 社会福祉サービスの概要
(3) 社会福祉法と福祉6法
(4) 社会福祉の組織
3 医療保障1
(1)医療保障制度の沿革
(2) 医療保障制度の構造と体系
4 医療保障2
(1) 健康保険と国民健康保険
(2) 高齢者医療制度
(3) 保険診療のしくみ
(4) 国民医療費
5 介護保障1
(1)介護保険制度の背景
(2)介護保障の歴史
(3)介護保険制度の改正
6 介護保障2
(1)介護保険制度の基本理念
(2)保険者・被保険者
(3)要介護・要支援の認定
(4)保険給付
(5)介護保険制度の課題
7 所得保障
(1)所得保障制度のしくみ
(2)年金保険制度
(3)社会手当
(4)労働保険制度
8 公的扶助
(1)貧困・低所得問題と公的扶助制度
(2)生活保護制度
総時間数 | 15時間(講義15時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | 1. 講義前に教科書の関連する項目を自己学習すること。(30分×8回=240分) 2. 講義終了後に配布した資料と教科書により学習内容を復習すること。(60分×8回480分)。 |
評価方法 | 筆記試験100%で評価する。 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験結果の掲示に併せ、科目全体としての到達状況の評価や平均点等について周知する。 |
テキスト | 系統看護学講座 専門基礎分野 健康支援と社会保障制度3 社会保障・社会福祉. 福田素生他, 医学書院 その他、講義中に適宜提示する。 |