認知症の理解Ⅰ

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、こころとからだのしくみ、認知症の理解 社会福祉科 介護福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
E-132 認知症の理解Ⅰ 2単位 1年次 後期 小林聖恵
科目分類 専門教育科目、こころとからだのしくみ、認知症の理解
学部・学科 社会福祉科 介護福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
E-132 2単位 1年次後期
担当者 小林聖恵

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「人間の心身に関する知識を身につけている」に関連しており、介護福祉専攻専門教育科目の領域こころとからだのしくみにおける認知症の理解の科目として認知症の基礎的内容を学修します。

科目概要

 認知症を取り巻く状況(社会背景や施策等)、歴史的変化について理解を深め、現状と今後の課題について考える。また、認知症の医学的・心理的側面の基礎的理解を通して、認知症の人の生活支援において根拠となる知識を学ぶ。認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活への影響を演習を通して理解し、認知症ケアの実際を考えていく。

学習成果

①認知症を取り巻く現在の状況やこれまでのケアの歴史を説明できる。
②認知症の原因となる主な疾病や、認知症の中核症状や行動心理症状を説明できる。
③認知症に伴う生活への影響を理解し、ケアのあり方を考え、発表できる。

授業計画

1.オリエンテーション
2.認知症とは・認知症ケアの歴史・認知症の人を取り巻く現状と今後の課題
3.認知症ケアの理念
4.認知症の医学的特徴(認知症の原因)
5.認知症の医学的特徴(診断と治療)
6.認知症の医学的特徴(予防)
7.認知症の行動・心理症状
8.認知症の行動・心理症状
9.認知症の人の体験の理解
10.認知症の人の心理的理解
11.認知症の人の心理的理解
12.認知症ケアの実際(非薬物療法)
13.認知症ケアの実際(チームアプローチ)
14.認知症ケアの実際(環境の力)
15.まとめ

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 次回の授業範囲についてテキストを活用し、理解を深めること。(60分)
評価方法 試験70%、講義中に実施する課題30%
試験・課題に対するフィードバックの方法 試験終了後に模範解答とともに返却する。課題に対して次回の講義時に解説を行う。
テキスト 最新介護福祉士養成講座13「認知症の理解」中央法規出版(ISBN978-4-8058-5773-1)
参考文献 適宜紹介