社会的養護Ⅰ

科目分類 学部・学科 入学年度
教養科目、専門教育科目、保育の本質・目的に関する科目 社会福祉科 子ども福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
D-129 社会的養護Ⅰ 2単位 2年次 前期 鈴木 幸雄
科目分類 教養科目、専門教育科目、保育の本質・目的に関する科目
学部・学科 社会福祉科 子ども福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
D-129 2単位 2年次前期
担当者 鈴木 幸雄

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「(1)児童家庭福祉・保育・幼児教育に関する基本的な理論や知識を身につけている」「(2)子どもの心身の健康な発達に関する知識をもとに、子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」に関連しており、社会福祉科子ども福祉専攻の保育の本質・目的に関する科目として社会的養護の意義やその必要性について学修します。

科目概要

現代社会における社会的養護の意義やその必要性、歴史的変遷について理解するとともに、制度や実施体系、その現状について学ぶことにより、社会的養護の抱える課題や権利擁護等の必要性を明らかとする。また、社会的養護の対象や形態、関係する専門職等について理解を深める。

学習成果

問題や課題について、現在の社会的状況から分析、抽出し、それらに対する解決策を講ずるべく、対処方法までも踏まえたプロセスの習得を目指す。

授業計画

1.社会的養護の理念と概念
2.社会的養護の歴史的変遷
3.子どもの人権擁護と社会的養護
4.社会的養護の基本原則、保育士等の倫理と責務
5.社会的養護の制度と法体系
6.社会的養護の仕組みと実施体系
7.社会的養護の対象
8.家庭養護と施設養護
9.社会的養護に関わる専門職
10.施設養護の実際
11.施設養護とソーシャルワーク
12.施設等の運営管理
13.社会的養護に関する社会的状況
14.被措置児童等虐待の防止
15.社会的養護と地域福祉
16.試験

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 テキストを読み、用語を理解しておくこと。また、使用した講義資料は読み返す等復習すること(60分)
評価方法 試験もしくはレポート80%、課題提出10%、平常点10%(欠席や遅刻、課題提出〆切を無断で遅れた場合等、減点する)
試験・課題に対するフィードバックの方法 講義中に出題する課題に対してコメントを付して次回講義の際に返却するとともに解説を行う。
テキスト 鈴木幸雄、梶原敦、美馬正和編著(2022):社会的養護Ⅰー「新しい社会的養育ビジョン」の理解に向けてー、同文書院(ISBN:978-4-8103-1509-7)
参考文献 適宜紹介する。