日本の近現代文学

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、日本文化ユニット 地域教養学科 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
B-102 日本の近現代文学 2単位 1年次 後期 大平 剛
科目分類 専門教育科目、日本文化ユニット
学部・学科 地域教養学科
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
B-102 2単位 1年次後期
担当者 大平 剛

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は地域教養学科のディプロマ・ポリシーのうち(3)「日本の芸術・文化に関する知識を備え、芸術・文化に関して表現する技術を身につけている。」に関連して、日本文化ユニットの専門科目として日本近現代の文学の歴史を学ぶ。

科目概要

日本の近代文学は西洋文学の摂取と日本の伝統や時代の状況との衝突とすりあわせによって大きく姿が変わってきた。その変容のダイナミズムを戦後派まで、時代を追い、個々の文学作品に即しながら見直す。

学習成果

日本近現代文学の歴史について「父」を視点に概括的な知識を持つこと。また、実際に明治期から昭和期の作品に触れ、主題の変容のダイナミズムについての理解を深めること、この二点を目標とする。

授業計画

1.ガイダンス
2.樋口一葉「十三夜」
3.「父」と家の話
4.森鷗外「舞姫」
5.「父」の不在と子どもの話
6.森鷗外「普請中」
7.「春は馬車に乗って」
8.「父」の不在と夫婦の話
9.「人間椅子」
10.「父」の不在と犯罪の話
11.「葉桜と魔笛」
12.「父」の呪縛と恋愛の話
13.「時代食堂の特別料理」
14.「父」からの逃避と記憶の話
15.まとめ

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 配布資料から次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。(60分)
評価方法 模範解答を再試終了後、研究室前に掲示します。
試験・課題に対するフィードバックの方法 レポート
テキスト 授業中にプリントを配布