科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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教養科目、専門教育科目 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 | 令和4年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
D-127 | 幼児生活 | 1単位 | 2年次 後期 | 阿部 好恵 |
科目分類 | 教養科目、専門教育科目 |
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学部・学科 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 |
入学年度 | 令和4年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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D-127 | 1単位 | 2年次後期 |
担当者 | 阿部 好恵 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
本科目は、「福祉の視点を有し、保育士資格・幼稚園教諭免許を取得し、社会に貢献できる有為な人。」という社会福祉科子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーの「保育士資格・幼稚園教諭免許」の取得に関連するもので、カリキュラムマップにおける「保育の表現技術」の一群(他、幼児造形Ⅰ、幼児音楽Ⅰ、幼児体育Ⅰ、等)に位置づけられている選択科目です。
科目概要
「生活科」は、小学校第一、二学年の配当教科目であり、幼児教育と小学校教育を接続する役割を持つ。本科目では、「生活科」の特徴・意義を理解し、幼児教育の内容との比較対照から、五領域の観点での教育活動やその他の教育活動(ここでは、園行事や係活動)の意義を確認することを目指している。具体的には、幼児教育の内容と生活科の指導内容との比較を様々な視点から行う。次いで、主に小学校学習指導要領を参照しつつ、生活科の指導内容と指導方法について理解を深める。最後に、生活科の指導案及びアプローチカリキュラムの立案を行う。
学習成果
・幼児教育との類似点や相違点の確認を通して小学校「生活科」の特徴・意義を説明できる。
・小学校「生活科」の指導内容と幼児教育における五領域及びそれ以外の領域の指導内容との関係性を把握している。
・小学校「生活科」の指導案作成を通して、子ども観・指導観・教材観の関係性と幼児教育の特質を説明できる。
・アプローチカリキュラムを編成することができる。
授業計画
1.オリエンテーション、小学校「生活科」の特徴・意義
2.幼児の生活実態と推奨される生活の姿
3.幼児教育と学校教育の特徴や相違
4.保幼小連携の具体的な展開について(アプローチカリキュラム・スタートカリキュラム)
5.五領域の観点に基づく指導とそれ以外の指導(園行事、係活動、等)
6.小学校「生活科」の指導内容(第一学年)
7.小学校「生活科」の指導内容(第二学年)
8.小学校「生活科」の指導方法
9.生活科指導案の編成(1) 子ども観・指導観・教材観の理解
10.生活科指導案の編成(2) 資料を基にした指導案の編成
11.生活科指導案の編成(3) 編成した指導案の相互評価
12.アプローチカリキュラムの編成(1) アプローチカリキュラムの実際と役割
13.アプローチカリキュラムの編成(2) アプローチカリキュラムの立案
14.アプローチカリキュラムの編成(3) 立案したアプローチカリキュラムの相互評価
15.まとめ(自己評価用紙を用いた総括)
総時間数 | 30時間(演習30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | ・初回の準備学習は、小学校学習指導要領の「第5節 生活」を読み、内容を把握すること(90分)。 ・二回目以降の準備学習は、配布資料の内容を確認し(30分)、専門用語の意味を理解しながら各単元で求められている課題解決のための作業を行うこと(60分)。 |
評価方法 | 小試験(30%)、レポート(2課題)(各課題25%ずつ)、自己評価報告書(20%) |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | ・ 集中講義の形式で実施することから、評価方法に記載された諸資料に評価結果とコメントを記入する欄を用意しておき、その欄に学生へフィードバックしたい内容を記述し、成績と合わせて一括で返却する。 |
テキスト | 特になし(適宜、資料を配布します。) |
参考文献 | 小学校学習指導要領、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領 |