公衆栄養学

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、栄養の指導 生活学科 栄養士課程 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
C-324 公衆栄養学 2単位 1年次 後期 山﨑 民子
科目分類 専門教育科目、栄養の指導
学部・学科 生活学科 栄養士課程
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
C-324 2単位 1年次後期
担当者 山﨑 民子

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

生活科学科のディプロマ・ポリシーのうち「食と栄養に関する専門知識と技術力」に関連しており、栄養士資格専門科目教育内容の「栄養の指導」の科目として公衆栄養の基礎を学修します。

科目概要

公衆栄養は地域住民の健康の保持・増進を目的とし、QOLの向上を図ることを目的としており、公衆栄養学は、地域住民のより良い健康のための環境づくりを栄養の面から支援していく科学です。市町村保健センター等の施設見学や業務を体得します。

学習成果

公衆栄養活動は、生態系保全、地域づくり、ヘルスプロモーション、自己管理能力、疾病予防などと密接な関わりがある。これまでの公衆栄養活動の歴史から、現在の公衆栄養活動の意義や目的など基本的事項を学び理解する。

授業計画

1. 公衆栄養の概念-概念、公衆栄養活動
2. 健康・栄養問題の現状と課題-社会環境と健康・栄養問題、健康状態の変化
3. 健康・栄養問題の現状と課題-食事の変化、食生活の変化
4. 健康・栄養問題の現状と課題-食環境の変化、諸外国の健康・栄養問題の現状と課題
5. 栄養政策-わが国の公衆栄養活動、公衆栄養関連法規
6. 栄養政策-わが国の管理栄養士・栄養士制度、国民健康・栄養調査
7. 栄養政策-実施に関連する指針・ツール、国の健康増進基本方針と地方計画 
8. 栄養施策-諸外国の健康・栄養政策
9. 栄養疫学-概要、暴露情報としての食事摂取量、食事摂取量の測定方法
10. 栄養疫学-食事摂取量の評価方法
11. 公衆栄養マネジメント-公衆栄養ネジメント
12. 公衆栄養マネジメント-公衆栄養アセスメント
13. 公衆栄養マネジメント-公衆栄養プログラムの目標設定、公衆栄養プログラムの計画、実施、評価
14. 公衆栄養プログラムの展開-食環境づくりのためのプログラムの展開
15. 公衆栄養プログラムの展開-地域特性に対応したプログラムの展開、地域集団の特性別プログラムの展開
16. 試験

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 次回の授業範囲を予習し、専門用語等の意味を理解しておく(30分)
評価方法 試験90%、課題提出10%
試験・課題に対するフィードバックの方法 解答は解説します。課題等は返却時に解説します。
テキスト 加島浩子・森脇弘子他編集『ウエルネス公衆栄養学2021年版』,医歯薬出版株式会社, ISBN 978-4-263-70810-1
参考文献 厚生白書等