児童サービス論

科目分類 学部・学科 入学年度
資格関連科目、図書館司書 地域教養学科 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
B-406 児童サービス論 2単位 1年次 前期 吉田 真弓
科目分類 資格関連科目、図書館司書
学部・学科 地域教養学科
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
B-406 2単位 1年次前期
担当者 吉田 真弓

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は地域教養学科のディプロマ・ポリシーの「図書館司書資格」を取得するための資格要件を満たす科目で、様々な児童を対象としたサービスの理解と現状や問題点を理解し、望ましい児童サービスのあり方について考える科目である。

科目概要

図書館において児童サービスを行うためには、今日的な児童の読書環境についての知識を有するとともにサービスの様々な技術を習得していることが必要である。そのため、発達段階に応じた基本図書について学び、その提供方法について考える力を養う。

学習成果

子どもの読書環境整備の必要性について理解ができ、児童を対象としたサービスを提供できるとともに、読書のきっかけづくりのための選書をすることができる。

授業計画

1.読書とは何か(発達段階に応じた読書の役割)
2.児童サービスの歴史・子どもの読書活動推進計画について
3.児童サービスの種類(フロワーワーク、行事、お話会、ストーリーテリング)
4.児童サービスの管理・運営(児童図書館員・選書計画・評価)
5.アニマシオン
6.児童資料の種類と特性
7.児童資料の種類と特性(しかけ絵本作成)
8.児童資料の種類と特性(しかけ絵本作成)
9.乳幼児サービス(ブックスタート)
10.11,訳者、出版社による翻訳、再話の違い比較検討
12.ヤングアダルト(YA)サービス(資料・排架・展示)
13.ヤングアダルト(YA)サービス(サービス方法検討)
14.学校図書館サービス
15.地域と公共図書館の役割 まとめ
16.試験

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 テキストを読み、専門用語を理解しておくこと。(60分)
評価方法 試験終了後に模範解答の説明をし、答案を返却します。
試験・課題に対するフィードバックの方法 試験50% 提出物20% レポート30%
テキスト 『児童サービス論』 現代図書館学情報シリーズ 6 樹村房 ISBN:978-4-8204-1211-3
参考文献 適宜紹介します。