保育実習Ⅲ

科目分類 学部・学科 入学年度
教養科目、専門教育科目 社会福祉科 子ども福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
D-153 保育実習Ⅲ 2単位 2年次 通年 実習委員会
科目分類 教養科目、専門教育科目
学部・学科 社会福祉科 子ども福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
D-153 2単位 2年次通年
担当者 実習委員会

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「教養を広げるとともに、他者との協調的な関係を通して目標を同じくする者の共同体に貢献しようとする姿勢を持っている」に関連しており、保育実習Ⅰ(施設)で見出された課題を深めより高度な知識や技術を学修します。

科目概要

保育士資格取得を志望する学生の中で、必修科目「保育実習Ⅰ(施設)」の履修により、居住型児童福祉施設等における10日間の実習をふまえ、施設での実習を希望する学生が履修し、保育士として必要な資質・能力・技術をより高いレベルで習得することを目的とする科目である。

学習成果

実践現場での体験を通して養護をより深く理解するとともに、保育士として必要な資質・能力・技術を学び、家庭と地域の実態に触れて、子ども家庭福祉ニーズに対する理解力と判断力、そして子育てを支援するために必要とされる能力をも養うものである。

授業計画

保育実習(保育所)
施設における実習(2単位)
2年次、原則児童福祉施設において、10日間以上、90時間の施設実習を行う。実習先は、配布する手引に記載されている対象施設とし、希望により調整の上進める。
1)養護全般に参加し、養護技術を習得する。
2) 子ども(または知的障害者等)の個人差について理解し、対応方法を習得する。特に発達の遅れや生活環境にともなう子どものニーズを理解し、その対応について学ぶ。
3)援助計画を立案し、実践する。
4)子どもの家族とのコミュニケーションの方法を、具体的に習得する。
5)地域社会に対する理解を深め、連携の方法について学ぶ。
6)子ども(または知的障害者等)の最善の利益を具体化する方法について学ぶ。
7)保育士としての倫理を具体的に学ぶ。
8) 児童福祉施設等の保育士に求められる資質・能力・技術に照らし合わせて、自己の課題を明確化する。

総時間数 90時間(実習90時間)
準備学習の内容/必要な時間 実習における日々の活動の振り返りを必ず行なうこと。また、定められた学習課題のみならず主体的に実習活動を円滑に進めるための学習準備に取り組むこと(60分)
評価方法 出席状況、勤務態度、日誌内容、実習施設での提出課題、実習施設実習評価、実習巡回指導教員評価等を総合的に勘案し、評価を行う。尚、保育実習指導Ⅲの事前指導における指導内容を全て受講し、実習を許可された者のみが評価の対象となる。
試験・課題に対するフィードバックの方法 保育実習指導Ⅲの事後指導の中で、実習評価の傾向について個別フィードバックを行う。
テキスト 講義において必要資料に関して配布する