保育内容特論

科目分類 学部・学科 入学年度
教育の基礎的理解に関する科目等 社会福祉科 子ども福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
D-140 保育内容特論 1単位 2年次 後期 鹿嶋 桃子
科目分類 教育の基礎的理解に関する科目等
学部・学科 社会福祉科 子ども福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
D-140 1単位 2年次後期
担当者 鹿嶋 桃子

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻ディプロマ・ポリシーの「(1)児童家庭福祉・保育・幼児教育に関する基本的な理論や知識を身につけている」「(2)子どもの心身の健康な発達に関する理論や知識をもとに、子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」「(3)保育内容とその指導法についての基礎的な知識を習得し、遊びなどの具体的な活動を計画することができる」「(5)教材を研究し、子どもの姿に合わせて活動を工夫しようとする姿勢を備えている」に関連し、幼児教育の基本的な理論や知識について学びます。

科目概要

子どもの主体的活動としての遊びについて発達心理学的知見から学びます。保育場面の観察ならびに事例考察やディスカッションを通じ,遊びの指導方法ついての理論・実践面からの習得を目指します。

学習成果

(1)遊びと発達についての基礎的理論を理解する
(2)子どもの遊び場面を記録し分析するための方法を理解する
(3)遊び援助の視座を修得する

授業計画

1.オリエンテーション
2.乳幼児にとっての遊びとは
3.エピソード記録の書き方
4.遊びの発達理論(1)ピアジェ
5.遊びの発達理論(2)ピアジェ
6.遊びの発達理論(3)ヴィゴツキー
7.遊びの発達理論(4)ヴィゴツキー
8.子どもの遊びと協同性
9.子どもの遊びと協同性
10.即興性と遊び、学習との関係
11.協同的行為としての遊びと即興性(1)子ども同士の相互作用に着目して
12.協同的行為としての遊びと即興性(2)子どもと保育者の相互作用に着目して
13.保育者による遊びの援助の視座 
14.インプロ ワークショップ
15.まとめ

総時間数 30 時間(30時間)
準備学習の内容/必要な時間 テキストを事前に読むこと。課題に取り組むこと。(60分)
評価方法 講義中の課題(40点)と最終レポート(60点)での結果をもとに総合的に評価します。
試験・課題に対するフィードバックの方法 点数をつけて返却します 
テキスト 適宜配布します
参考文献 茂呂雄二・田嶋充士・城間祥子(編) 『社会と文化の心理学 ヴィゴツキーに学ぶ』 世界思想社
キャリー・ロブマン、マシュー・ルンドクゥイスト(著) ジャパン・オールスターズ(訳)『インプロをすべての教室へ:学びを革新する即興ゲームガイド』 新曜社