介護実習Ⅲ

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、介護実習 社会福祉科 介護福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
E-130 介護実習Ⅲ 6単位 2年次 通年 委員会
科目分類 専門教育科目、介護実習
学部・学科 社会福祉科 介護福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
E-130 6単位 2年次通年
担当者 委員会

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーの全てに関連しており、介護福祉専攻の専門教育科目の領域介護における介護実習の科目として学外施設で介護実習を実施します。

科目概要

本人の望む生活の実現に向けて介護計画の作成、実施後の評価、修正といった一連の介護過程の実践的展開を学ぶことに重点を置く。また、地域拠点としての施設・事業所の役割の理解を通して、地域における生活支援の実践を学ぶとともに、リスクマネジメント、多職種協働の実践、施設運営など、総合的な理解を深める学習とする。他科目で学習した知識や技術を総合して、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を習得する学習とする。

学習成果

①介護実習における本学の8つの共通目標について理解を深め、実習日誌の記載や実習カンファレンスでの意見交換ができる。②各自の追求したい課題について実習終了後に課題まとめを作成することができる。③利用者の個別性を理解したうえで、介護過程が展開できる。

授業計画

1週目は施設の概要(組織・役割・機能)、職員の職務内容の全体を理解する。利用者の個々の生活リズムを理解し、介護の実践に参加しながら多くの利用者と接する。2週目は介護過程の実践的展開として、利用者個人の観察やコミュニケーションを通じて情報収集し、アセスメントを行う。利用者との人間的な触れ合いの中で、ニーズを把握することを学ぶとともに、日常生活の自立に向けての介護について実践を通して学ぶ。3・4週目は実習指導者等のスーパービジョンを受けながら介護計画を作成し、実践する。また、ケアカンファレンスへの参加を通してそれぞれの専門職の役割や介護過程における協働の姿勢を学び、保健、医療、福祉、教育等との関係機関とのネットワークについて理解する。5・6週目は介護計画を実施し、利用者の状況により、評価をもとに修正する。さらに施設におけるリスクマネジメントや多職種協働のあり方についても総合的に理解を深めるとともに、週1回のカンファレンスを行うことで実施した内容を振り返り、参加者との意見交換を通して学びを共有するなど、学習効果を高める。また、毎日の目標を明確にして実習を行い、日々の振り返り学習を行うことで、自己の追求したい課題を深めるとともに、対人援助者として自己を客観視する学習とする。

総時間数 240時間(実習240時間)
準備学習の内容/必要な時間 介護実習要綱により実習における本学の共通目標と目標達成のための展開方法を確認すること。実習事前学習ノートを作成すること。(60分)
評価方法 実習70%、実習日誌・課題まとめ30%
試験・課題に対するフィードバックの方法 実習終了後は実習評価表をもとに担当教員と個別に振り返りを行います。
テキスト 特になし
参考文献 適宜紹介