科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
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専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 | 令和4年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
D-134 | 乳児保育Ⅰ | 2単位 | 1年次 前期 | 冨山 富子 |
科目分類 | 専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目 |
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学部・学科 | 社会福祉科 子ども福祉専攻 |
入学年度 | 令和4年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
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D-134 | 2単位 | 1年次前期 |
担当者 | 冨山 富子 |
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ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は,子ども福祉専攻のディプロマ・ポリシーの「(1)児童家庭福祉・保育・幼児教育に関する基本的な理論や知識を身につけている」「(2)子どもの心身の健康な発達に関する理論や知識をもとに,子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」に関連し,子どもの心身の健康な発達に関する理論や知識とそれに基づく保育の援助や方法を学ぶための科目です。
科目概要
3歳未満の乳幼児の心身発達について理解するとともに、応答的な援助の実際についても理解を深める。他の保育者との連携、他機関との連携を通して、乳幼児の健やかな成長を支援する保育者としての役割についても学習する。さらに、乳児保育の歴史的変遷についての学習を通し、乳児保育が置かれた現状と課題について理解する。
学習成果
1.乳児保育の意義・目的と歴史的変遷及び役割について理解を深める
2.保育所だけではなく、乳児院を含めた乳児保育が行われる場所についての現状と課題について理解する
3.3歳未満児の発達理解に基づく保育内容や運営について理解する
4.乳児保育における担当制度をはじめとする職員間の連携、保護者支援・保護者との連携、地域の関係機関との連携について理解する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.乳児保育の歴史と現状
3.乳児保育に関連する法令
4.保育所保育指針とは何か
5.保育所保育指針にみる乳児保育(1)
6.保育所保育指針にみる乳児保育(2)
7.乳児保育の日課:基本的生活を中心に
8.乳児保育の日課:遊びを中心に
9.3歳未満児の発達と保育上の留意点:大人や子どもとの対人関係の発達を中心に
10.3歳未満児の発達と保育上の留意点:言語発達に着目して
11.3歳未満児の発達と保育上の留意点:運動発達に着目して
12.3歳以上児の発達と保育上の留意点:乳児保育から移行する時期の保育内容
13.乳児が育つ場所:保育所や乳児院等における乳児保育
14.乳児保育における連携:保育者間、関係機関、保護者との連携
15.まとめ
16. 試験
総時間数 | 30時間(30時間) |
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準備学習の内容/必要な時間 | (予習)教科書の内容を要約したうえで各自の気づきや感想を述べる。2種類のレポートを提出を課す。 (復習)毎回の講義終了後10分間以内で「今日の講義からの学び」を整理した小レポート提出をする。 |
評価方法 | 試験90% 提出課題5% 演習課題(実践内容の理解等)5% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 点数やコメントをつけて返却する |
テキスト | 西川由紀子(著)『子どもの思いにこころをよせて:0、1、2歳児の保育』 かもがわ出版 林万リ(著) 『やさしく学ぶからだの発達』 全国障害者問題出版会 西川由紀子(著)『かかわりあって育つ子どもたち:2歳から5歳の発達と保育』 かもがわ出版 |
参考文献 | 適宜配布する |