科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
---|---|---|---|---|
専門教育科目、人間と社会 | 社会福祉科 介護福祉専攻 | 令和4年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
E-103 | 高齢者福祉論 | 2単位 | 1年次 前期 | 佐藤 英晶 |
科目分類 | 専門教育科目、人間と社会 |
---|---|
学部・学科 | 社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 | 令和4年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
---|---|---|
E-103 | 2単位 | 1年次前期 |
担当者 | 佐藤 英晶 |
---|
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーの「人間や社会に関する知識を身につけている」と「幅広く社会福祉に対する理解や見識が持てる」に関連します。また、専門教育科目の人間と社会領域に属し、専門的内容を学修します。
科目概要
老人福祉法や高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正、高齢者の居住の安定確保に関する法律や高齢者虐待防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律の制定などについて学び、それらの改正や制定の背景となっている高齢者の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、福祉・介護需要などの問題の理解を進めていくことで、対人援助職として高齢者福祉分野の理解に必要な社会的背景と現代の高齢者がもつ生活的な背景、健康や疾病との関連などについて学ぶ。また、介護保険法の施行により高齢者介護に関するサービスの多様化と量的整備が図られた。高齢社会の本格的な進展を迎え、高齢者福祉はどのような理念で進められ、どのような方向へ進むのか。高齢者福祉制度の発展過程、介護保険法における組織及び団体の役割と実際、介護報酬の仕組みなどから高齢者福祉の現状と今後について考える。
学習成果
高齢者の生活課題とその背景を理解し、それに対応した諸施策ついて学ぶことによって、高齢者に対する支援と制度を体系的に説明できる。また、現在の高齢者福祉の動向を踏まえ問題意識を持てるようになること。
授業計画
1.老齢人口の増加と少子高齢社会
2.日本における高齢化の状況
3.家庭環境の変化と高齢者介護
4.高齢社会と財政問題
5.高齢者の生活における諸課題
6.高齢者の虐待と対策
7.高齢者の住宅、交通問題
8.高齢者の生きがいづくりとその意義
9.高齢者の余暇活動の実際
10.高齢者と地域社会
11.老人福祉法と日本の福祉制度の発展①
12.老人福祉法と日本の福祉制度の発展②
13.介護保険制度の概要
14.介護報酬の仕組み
15.サービス事業者と関係機関
総時間数 | 30時間(講義30時間) |
---|---|
準備学習の内容/必要な時間 | 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。(30分) 講義内容の復習と併せて過去問題集などに目を通し理解の定着を図ること。(30分) |
評価方法 | 講義中に行う理解確認課題による総合評価 |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 課題に対して次回講義時に解説を行う。 |
テキスト | 社会の理解、中央法規 ISBN:978-4-8058-5762-5 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介する。 |