保育内容(人間関係)

科目分類 学部・学科 入学年度
教養科目、専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目、領域及び保育内容の指導法に関する科目 社会福祉科 子ども福祉専攻 令和4年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
D-108 保育内容(人間関係) 1単位 2年次 前期 西野 経子
科目分類 教養科目、専門教育科目、保育の内容・方法に関する科目、領域及び保育内容の指導法に関する科目
学部・学科 社会福祉科 子ども福祉専攻
入学年度 令和4年度生
科目コード 単位 開講時期
D-108 1単位 2年次前期
担当者 西野 経子

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科子ども福祉専攻のデイプロマ・ポリシーの「こどもの心身の健康な発達に関する理論や知識をもとに、子どもの発達に合わせた適切な接し方や援助方法を選ぶことができる」「保育内容とその指導法についての基礎的な知識を習得し、遊びなどの具体的な活動を計画することができる」「教材研究し、子どもの姿に合わせて活動を工夫しようとする姿勢を備えている」に関連します。また、幼二種免要請課程の教職に関する専門科目の「教育課程及び指導方法に関する科目領域」に、また、保育士要請課程の「保育内容・方法に関する科目」の領域に属します。

科目概要

保育の具体的場面をイメージする機会をつくり、保育実践の中で直面しやすい事例について仮説を立てながら、こどもの成長発達の実際と適切な接し方等を自らの手でつかもうとする。基礎的知識を熟知したうえで、物事をあらゆる角度から柔軟に考え、実践に生かす力を身につける。

学習成果

保育は、科学に裏付けられた日常的なあそび活動とこども同士の関係性だけでなく、世代、国籍、職業、立場等の異なる、人々が共に生活したり、触れ合う機会をごく自然な形で創っている。それらについて、保育士としての役割や責任を理解し、探究心や共感性、想像力等、豊かな感性を研ぎすまし、継続的な学びの必要性を修得する。

授業計画

1.人間関係の概要(生活・あそび・発達等の側面から)
  新生児期からゼロ歳前半頃の発達と人間関係(五感・愛着)
2.ゼロ歳後半の発達と人間関係
3.1歳児保育と人間関係
4.2歳児保育と人間関係
5.3歳児保育と人間関係
6.4歳児保育と人間関係
7.5歳児保育と人間関係
8.異年齢保育と人間関係
9.学童保育と人間関係
10.凸凹した個性に出会うということ
11.保育者とフアンタジーの世界
12.保育者の「あそび心」
13.子どもの発想から学ぶこと
14.保育と生活リズム
15.保育実践の基本を考える

総時間数 30時間(演習30時間)
準備学習の内容/必要な時間 予習は、受講前にテキストの関連箇所を読解しておくこと。(30分)
復習は、授業内容に関連した参考図書等での自発的な学び。
評価方法 課題提出50%、小テスト30%、デスカッション等での関係調整力20%
試験・課題に対するフィードバックの方法 課題に関しては、講義内で解説を行う。
テキスト 多様性がいきるインクルーシブ保育(対話と活動が生み出す豊かな実践に学ぶ) 浜谷直人・芦澤清音・五十嵐元子・三山岳〔著〕ミネルブァ書房
ISBN978-4-623-08371-8

白石正久著「発達を学ぶちいさな本」クリエイツかもがわISBN:978-4-86342-298-8
参考文献 長瀬美子著 「幼児期の発達と生活・あそび」 出版 ちいさいなかま社  ISBN:978-4-89464-219-5、白石正久著「教育と保育のための発達診断」 他、授業中に紹介する。