社会保障論

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、人間と社会、社会の理解 社会福祉科 介護福祉専攻 令和2年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
E-103 社会保障論 2単位 1年次 後期 堀田 満 ・ 正保 里恵子
科目分類 専門教育科目、人間と社会、社会の理解
学部・学科 社会福祉科 介護福祉専攻
入学年度 令和2年度生
科目コード 単位 開講時期
E-103 2単位 1年次後期
担当者 堀田 満 ・ 正保 里恵子

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「(1)人間や社会に関する知識を身につけている」「(5)幅広く社会福祉に対する理解や見識が持てる」に関連しており、社会福祉科介護福祉専攻の専門教育科目、人間と社会の科目として介護福祉士に求められる社会保障制度に関する基本的な考え方、歴史と変遷、しくみについて理解する学習とする。

科目概要

わが国の社会保障の基本的な考え方、歴史と変遷、しくみについてや制度の基礎を学ぶ。各自のライフステージを確認した上で、ライフステージにおける生活上のリスクを理解し、そのリスクによってどのような生活困窮に陥るか、それに対応する各種制度について、グループワークによって学びを深めていく。説明資料作成し、発表し、社会保障制度に関する知識の共通理解を図る。次にその知識を基に、事例を読み解き、社会保障制度の活用や多職種協働について、さらに社会保障制度の課題について考える。

学習成果

社会保障制度と現代社会、ライフステージに応じた制度(医療保険制度・介護保険制度・労働保険制度・年金保険制度・生活保護制度・)の基本的な考え方としくみ、現状と課題について理解し、グループで説明資料を作成し説明することができる。また、紙上事例について、どの社会保障制度が適応されるか、グループで討議し考え、報告することができる。

授業計画

1.社会保障制度の必要性(ライフステージの確認)
2.社会保障制度の必要性(ライフステージにおける生活上のリスクと生活への影響を考える)
3.グループワーク①(社会保障制度について調べ、説明資料を作成する)
4.グループワーク②
5.グループワーク③
6.グループワーク④
7.グループワーク報告・発表①
8.グループワーク報告・発表②
9.グループワーク⑤(事例の読み解き)
10.グループワーク⑥
11.社会保障と権利擁護
12.グループワーク⑦
13.グループワーク報告・発表③
14.グループワーク報告・発表④
15.総括・まとめ(社会保障の概念・対象及びその理念・社会保障の歴史的展開)

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 与えられた課題について、講義中にグループ内で情報共有や議論ができるよう、各自調べたりまとめたりしておく。
評価方法 試験50%、課題提出40%、平常点10%(課題提出〆切を無断で遅れた場合、減点する)
試験・課題に対するフィードバックの方法 試験については、試験実施後に解説を行う。
課題に対しては、事前に評価方法(ルーブリック評価)やその内容を評価表として配布しておく。評価した内容とアドバイスは報告・発表時にコメントする。
テキスト 「新・初めての社会保障論」法律文化社(ISBN: 978-4-589-03889-0)
参考文献 適宜、紹介する。