科目分類 |
学部・学科 |
入学年度 |
専門教育科目、共通 |
地域教養学科 |
令和2年度生
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科目コード |
科目名 |
単位 |
開講時期 |
担当者 |
B-131 |
専門演習Ⅰ |
1単位 |
2年次 前期 |
岡庭 義行 |
科目分類 |
専門教育科目、共通 |
学部・学科 |
地域教養学科 |
入学年度 |
令和2年度生
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科目コード |
単位 |
開講時期 |
B-131 |
1単位 |
2年次前期 |
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
当該演習は,地域教養学科ディプロマ・ポリシー「(8)自分の興味ある分野に関して大きな視野から問題点を把握し,その問題点に関して幅広い議論を参照しつつ自分の意見を表現し,まとめることができる」に関連するとともに,学科専門科目「地域教養ユニット」における発展科目として展開するものである。
科目概要
文化人類学におけるフィールドワークの技法と知識について学習する。人類学的フィールドワークは,主にインタビュー調査と参与観察から構成されているが,近年,アクション・リサーチと呼ばれる課題解決型の現地調査も注目を浴びるようになってきた。また,長期的且つ継続的な調査が求められる人類学調査ではラポールと呼ばれる調査地の人々との親和的関係の構築も不可欠である。本演習ではフィールドワークの基礎的知識と体系的技法を習得することを通して,人類学的フィールドワークの理論と方法論の総合的理解を目的としている。
学習成果
フィールドワークを通した実証的な論証と思考を持って,地域社会における課題の発見とその解決について,自らの言葉で説明ができる。
授業計画
1.ガイダンス
2.人類学とフィールドワーク
3.フィールドワークの論理と技法
4.フィールドワークの実践と課題
5.フィールドワークの功罪
6.イーミックとエティック
7.コネクティビティ,サステナビリティ,トレーサビリティ
8.フィールドワークの実践と考察(1) 「数的調査」
9.フィールドワークの実践と考察(2) 「質的調査」
10.フィールドワークの実践と考察(3) 「参与観察」
11.フィールドワークの実践と考察(4) 「アクション・リサーチ」
12.フィールドワークの実践と考察(5) 「ラポール」
13.フィールドワークの課題と可能性(1) 「対象理解」
14.フィールドワークの課題と可能性(2) 「社会調査と倫理」
15.まとめ・総括
総時間数 |
45時間(演習45時間) |
準備学習の内容/必要な時間 |
日常生活の中で感じた各自の人類学的課題をフィールドノートにまとめ,演習中に簡潔に説明できるようにしておくこと(60分)。演習で用いた資料等は,オンライン上(Google Classroom)で公開する。 |
評価方法 |
「到達目標」に対応したレポート(50%)及び発表・発表資料等による評価(50%) |
試験・課題に対するフィードバックの方法 |
全ての課題に対して演習中に解説を行う。 |
テキスト |
なし |
参考文献 |
演習中に適宜指示する。 |
その他 |
感染症対策等により遠隔授業を行う場合があります。 |