科目分類 |
学部・学科 |
入学年度 |
専門教育科目、介護、介護の基本 |
社会福祉科 介護福祉専攻 |
令和2年度生
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科目コード |
科目名 |
単位 |
開講時期 |
担当者 |
E-111 |
介護福祉とリスクマネジメント |
2単位 |
2年次 後期 |
正保里恵子 ・ 高畑 ・ 野口 |
科目分類 |
専門教育科目、介護、介護の基本 |
学部・学科 |
社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 |
令和2年度生
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科目コード |
単位 |
開講時期 |
E-111 |
2単位 |
2年次後期 |
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「介護福祉に関する知識及び介護技術を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の福祉的支援の対象者の尊厳の保持や自立支援の考え方を踏まえ生活を支える知識・技術の修得のために必要となる領域「介護」の科目群に属し、自立に向けた尊厳ある介護につながるリスクマネジメントについて学修します。
科目概要
介護における安全の確保とリスクマネジメントについて様々な事故を想定し検討する。介護実習Ⅲにおける学生の体験等からリスクと考えられることを挙げ、グループでそのリスクの背景になる利用者の身体状況、精神状況、環境面、介助方法など具体的に掘り下げ、予防・対処方法を検討、資料化し発表する。また、介護従事者の安全の側面、感染症対策の具体的な取り組み、薬剤の取り扱いに関する知識、災害に対する対策などを現場の専門職の方から話を伺う。
学習成果
介護における安全の確保とリスクマネジメントについて理解でき、事故防止や安全対策、感染対策などについての具体的な対処について理解し、その内容を冊子化する。
授業計画
1.リスクマネジメント概論 介護におけるリスク リスクマネジメントの意義・目的
2.実習で体験したリスクについて① 各学生の体験からリスクを挙げる
3~7.実習で体験したリスクについて② ①の内容により学生をグループ化し、挙げられたリスクの背景と予防・対処方法を考え、資料化する(想定される内容:転倒・転落、誤嚥・誤薬、窒息など)
8~9.実習で体験したリスクについて③ ②の発表
10.薬剤の取り扱いに関する基礎知識と連携
11~12.介護従事者の安全 介護従事者を守る団体と法律・環境整備 介護従事者の心身の健康管理
13~14.感染対策(ユニバーサルプリコーション・手洗い・ガウンテクニックなど)
15.自然災害対策
総時間数 |
30時間(講義30時間) |
準備学習の内容/必要な時間 |
資料を基に予習・復習を行う。グループワークでは各グループで事前に資料を集めておく。 |
評価方法 |
提出物100% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 |
講義内で説明する |
テキスト |
なし |
参考文献 |
なし |
その他 |
【実務経験のある教員による授業】介護現場で実務に当たる講師が、介護におけるリスクマネジメント、事故防止や安全対策、感染対策についての具体的な対処ができるよう講義を行う。なお、本科目は介護福祉士養成課程の必修科目である。 |