科目分類 |
学部・学科 |
入学年度 |
専門教育科目、こころとからだのしくみ |
社会福祉科 介護福祉専攻 |
平成31年度生
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科目コード |
科目名 |
単位 |
開講時期 |
担当者 |
E-140 |
こころとからだのしくみⅣ |
2単位 |
2年次 前期 |
正保 里恵子 |
科目分類 |
専門教育科目、こころとからだのしくみ |
学部・学科 |
社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 |
平成31年度生
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科目コード |
単位 |
開講時期 |
E-140 |
2単位 |
2年次前期 |
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「人間の心身に関する知識を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の、多職種協働や適切な介護の提供について学ぶための領域である「こころとからだのしくみ」の科目群に属し、人のこころやからだのを理解する上での基礎となる知識を学修する。
科目概要
介護実践の根拠となる人体の基本的な構造と機能である「こころのしくみ」と「からだのしくみ」の基礎を深め、実践で活用できる知識とするため、テキストを中心に理解を深めるだけでなく、介護実習Ⅰにおいての生活場面で訴えのあった症状などから、こころとからだのしくみについて振り返って考え、理解を深める。方法としては、講義の他にグループでプロジェクト学習を行いその結果を報告し合うことにより共有化する。
学習成果
こことろとからだのしくみⅣでは、テキストにおける睡眠、身じたく、入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみ、死にゆく人のこころとからだのしくみを理解し、「介護」の領域の科目において活用することができる。また、2年次の介護実習においても活用できるように、1年次の介護実習時に把握した症状を、学生なりにこころとからだのしくみに照らし合わせて振り返り、プロジェクト学習で理解を深める。最終課題においては、介護実習Ⅲでかかわりが深い方(介護過程を展開する方)の訴えや症状、疾患などについてレポート課題に取り組み、介護実習Ⅲに活かすことができる。
授業計画
1.睡眠に関連したこころとからだのしくみ(睡眠の意義・メカニズム)
2.睡眠に関連したこころとからだのしくみ(加齢による変化・睡眠障害)
3.入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみ(発汗・陰部)
4.介護実習時に把握した運動器系の症状からこころとからだのしくみの理解(身体各部の名称・骨・関節・筋肉・姿勢)
5.介護実習時に把握した感覚器系の症状から、身じたくに関連したこころとからだのしくみの理解(皮膚・爪・毛髪)
6.介護実習時に把握した感覚器系の症状から、身じたくに関連したこころとからだのしくみの理解(視覚・聴覚・嗅覚)
7.介護実習時に把握した感覚器系の症状から、身じたくに関連したこころとからだのしくみの理解(味覚・口腔)
8.介護実習時に把握した消化器系の症状からこころとからだのしくみを理解する(食欲・摂食・嚥下・脱水・低栄養・代償的栄養摂取法)
9.介護実習時に把握した消化器系・泌尿器系の症状からこころとからだのしくみを理解する(排便・排尿・排泄機能の低下や障害)
10.介護実習時に把握した循環器系の症状からこころとからだのしくみを理解する(心臓・血管・血圧・血液・リンパ)
11.介護実習時に把握したバイタルサインと呼吸器系の症状からこころとからだのしくみを理解する(体温・呼吸・咳・痰)
12.介護実習時に把握した脳神経系の症状からこころとからだのしくみを理解する(脳・神経)
13.介護実習時に把握した心理的な症状からこころとからだのしくみを理解する
14.死にゆく人に関連したしくみ(死に対するこころとからだの変化)
15.死にゆく人に関連したしくみ(グリーフケア・医療職との連携)
総時間数 |
30時間(講義30時間) |
準備学習の内容/必要な時間 |
講義においてはテキストや配布資料を基に予習・復習を行うこと。その中で専門用語の意味が理解できないものは調べて理解しておくこと。(30分) プロジェクト学習においては、グループで立てた計画に沿って、各自の役割分担を果たしたり、メンバーとの共有を図りながらすすめる。(60分 |
評価方法 |
プロジェクト学習結果資料50%・最終提出課題50% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 |
プロジェクト学習結果資料と最終提出課題は返却し、介護実習Ⅲの資料として活用してもらいます。 |
テキスト |
「こころとからだのしくみ」中央法規(ISBN978-4-8058-2771-7) |
参考文献 |
授業内で適宜紹介する |