科目分類 | 学部・学科 | 入学年度 | ||
---|---|---|---|---|
専門教育科目、人間と社会 | 社会福祉科 介護福祉専攻 | 平成30年度生 | ||
科目コード | 科目名 | 単位 | 開講時期 | 担当者 |
E-106 | 保健医療サービス | 2単位 | 2年次 後期 | 正保 里恵子 |
科目分類 | 専門教育科目、人間と社会 |
---|---|
学部・学科 | 社会福祉科 介護福祉専攻 |
入学年度 | 平成30年度生 |
科目コード | 単位 | 開講時期 |
---|---|---|
E-106 | 2単位 | 2年次後期 |
担当者 | 正保 里恵子 |
---|
ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け
この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「人間や社会に関する知識を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の介護実践の基盤となる教養や倫理的態度の涵養について学ぶ領域「人間と社会」の科目群に属し、保健医療サービスの基本的な構造と変遷について学修します。
科目概要
介護保険及び、介護と関連領域との連携に必要な法規である医療(関係者や施設)に関する法規の概要を学ぶ。その上で、医療・保健施設などの設備や、保健医療サービスと各専門職の役割と機能分担、多職種協働の必要性について学ぶ。また、保健医療福祉に関する各施策の背景と概要についても学ぶ。また保健医療に関する各学生が関心を持った話題についてのレポートを3回作成し、クラス間で共有する。
学習成果
介護保険と医療保険の概要、診療報酬の請求と支払いのしくみを各自の生活や事例に照らし合わせ考えることができる。また、保健医療連携体制がイメージでき、各機能の中心を担う専門職についてその資格と役割を理解し説明できる。保健医療福祉に関する各施策の背景と概要について関心を持ち、理解できる。作成したレポートについては、提出後の授業で発表(紹介)できる。
授業計画
1.オリエンテーション・介護保険制度の概要
2.医療保険制度の概要・医療費に関する政策の動向
3.各医療保険制度
4.労働者災害補償保険の概要
5.診療報酬制度の概要
6.高額療養費制度の概要
7.医療計画・医療法による医療機関の種類と現状
8.かかりつけ医機能と救急医療の機能の中心を担う専門職の資格と役割
9.専門的な治療と回復期リハビリ機能の中心を担う専門職の資格と役割
10.療養を提供する 介護・福祉サービス機能の中心を担う専門職の資格と役割
11.地域リハビリテーションの現状と変遷
12.感染症の現状と対応
13.保健医療従事者に求められる資質・保健医療福祉を巡る動向・衛生行政の概要・高齢者・障害者に対する施策・子ども・母子に対する施策・健康対策
14.感染症対策・疾病対策
15.北海道の地域医療
16.最終試験
総時間数 | 30時間(講義30時間) |
---|---|
準備学習の内容/必要な時間 | 講義においてはテキストや配布資料を基に予習・復習を行うこと。その中で専門用語の意味が理解できないものは調べて理解しておくこと。(30分) また事前に課題が出されたときは、その課題を行ってくること。(60分) |
評価方法 | 最終テスト80% レポート課題20% |
試験・課題に対するフィードバックの方法 | 試験終了後に解答と解説を行います。 レポート課題に対しては各授業で数名ずつ発表してもらい、共通認識を図ります。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 授業内で適宜紹介する |