日本の古典文学

科目分類 学部・学科 入学年度
専門教育科目、日本文化ユニット 地域教養学科 平成30年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
B-101 日本の古典文学 2単位 1年次 後期 武内 哲
科目分類 専門教育科目、日本文化ユニット
学部・学科 地域教養学科
入学年度 平成30年度生
科目コード 単位 開講時期
B-101 2単位 1年次後期
担当者 武内 哲

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は地域教養学科のDP「日本の芸術・文化に関する知識を備え、芸術・文化に関して表現する技術を身につけている」に関連している。一年後期日本文化ユニット選択科目として、日本文化に興味関心のある学生の知的好奇心を伸ばし、2年性への橋渡しをすべく開講している講義である。

科目概要

日本古典文学の読解に必要な基本的知識と考察のための基礎的方法の習得をねらいとし、中世説話集の「宇治拾遺物語」を取り上げる。説話に描かれた人間模様を味わいながら、時代背景や庶民の意識などを考える。履修学生には希望する説話を選んでもらい、どのように読み解いたかを発表してもらう

学習成果

「宇治拾遺物語」について、その内容や特徴を理解するとともに、古典文学を読み解く技術を育てる。同時に、文学テキストを単に読んで楽しむだけではなく、解釈の「鍵」を見いだすことができるようにする。また、読解・考察した結果を発表することで、第三者にわかりやすく伝える方法を身につける。

授業計画

1.オリエンテーション・目的、進め方、発表方法、評価方法、「説話文学」の理解
2.「宇治拾遺物語」について、及び「序文」
3.各説話の理解 ①巻第一の三「鬼に瘤取らるる事」の鑑賞、分析
4.各説話の理解 ②巻第二の七「鼻長き僧の事」の鑑賞、分析
5.各説話の理解 ③巻第三の十六「雀報恩の事」の鑑賞、分析
6.各説話の理解 ④巻第三の十八「平貞文、本院侍従の事」の鑑賞、分析
7.各説話の理解 ⑤巻第四の八「進命婦、清水寺へ参る事」の鑑賞、分析
8.各説話の理解 ⑥巻第七の三「三条中納言、水飯の事」の鑑賞、分析
9.各説話の理解 ⑦巻第九の八「博打の子、聟入の事」の鑑賞、分析
10.各説話の理解 ⑧巻第十一の五「白河法皇北面、受領の下りのまねの事」の鑑賞、分析
11.各説話の理解 ⑨巻第十一の六「蔵人得業、猿沢の池の竜の事」の鑑賞、分析
12.各説話の理解 ⑩巻第十一の九「空入水したる僧の事」の鑑賞、分析
13.各説話の理解 ⑪巻第十三の五「夢買ふ人の事」の鑑賞、分析
14.各説話の理解 ⑫巻第十四の十「御堂関白の御犬、晴明等、奇特の事」の鑑賞、分析
15.まとめ

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 授業で扱う説話を予習として事前に読んでおく。授業で得た読解に必要な事柄を踏まえて読み直す。発表者は事前学習として準備が必要(120分~180分)
評価方法 授業終了時に課題として課すレポート、質疑応答など総合的に判断する。
試験・課題に対するフィードバックの方法 最終レポートに評価をつけて返却する。
各授業後の課題などについては次回までに返却し、解説を行う。
テキスト 角川書店 「宇治拾遺物語」(角川ソフィア文庫)ISBN 978-4-04-401701-9