医療的ケア

科目分類 学部・学科 入学年度
医療的ケア、専門教育科目 社会福祉科 介護福祉専攻 平成29年度生
科目コード 科目名 単位 開講時期 担当者
E-140 医療的ケア 2単位 2年次 前期 正保 里恵子,高田 緑
科目分類 医療的ケア、専門教育科目
学部・学科 社会福祉科 介護福祉専攻
入学年度 平成29年度生
科目コード 単位 開講時期
E-140 2単位 2年次前期
担当者 正保 里恵子,高田 緑

ディプロマ・ポリシーとの関連性やカリキュラム上の位置付け

この科目は、社会福祉科介護福祉専攻のディプロマ・ポリシーのうち「医療的ケアの知識と技術を身につけている」という要件に関連しており、同専攻の専門教育科目の医療職との連携のもと、医療的ケアを安全・適切に実施できるよう、必要な知識・技術の修得のため、専門科目に領域「医療的ケア」の科目として設定され、喀痰吸引と経管栄養、救急蘇生法について基本的知識と技術を学修します。

科目概要

 介護福祉士として、医療職との連携のもとで喀痰吸引・経管栄養を安全・適切に実施できるよう、必要な知識と技術を修得する。「医療的ケア実施の基礎」を講義で学び、講義内容を理解した上で演習(喀痰吸引・経管栄養)を行う必要があるため、毎回の講義内容の理解度確認小テストを行う。また、各演習に入る前にも理解度確認テストを行う。演習は更に細かく分けて5種類となるが、それぞれ5回行うほか、救急蘇生についての演習も1回ずつ行う。

学習成果

「医療的ケア実施基礎」の講義では、医療的ケアを安全・適切に実施する上で基礎となる、関連する法制度や倫理、関連職種の役割、救急蘇生法、感染予防及び健康状態の把握などについての知識が修得できる。「喀痰吸引・経管栄養」の演習では、人体の構造と機能、小児の吸引と経管栄養、急変状態への対応などの基礎知識を理解した上で手順どおりに実践することができる。演習は5種類となるが、それぞれ5回行い、5回目には決められた評価票の全ての項目について手順どおりに実施できれば、その演習はクリアとする。5回目でクリアできなかった場合はできるまで演習を繰り返し行う。

授業計画

1. 人間と社会 2. 保健医療制度とチーム医療 (保健医療に関する制度) 3. 保健医療制度とチーム医療 (医行為に関する法律・チーム医療) 4. 安全な療養生活(喀痰吸引・経管栄養における安全の重要性) 5. 安全な療養生活(リスクマネジメント・ヒヤリハットとアクシデントの報告) 6. 安全な療養生活(救急蘇生法) 7. 救急蘇生法演習 8. 清潔保持と感染予防(感染予防・職員の感染予防) 9. 清潔保持と感染予防(療養環境の清潔・滅菌と消毒) 10. 健康状態の把握(身体・精神の健康) 11. 健康状態の把握(バイタルサインと急変状態) 12. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(呼吸のしくみとはたらき) 13. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(いつもと違う呼吸状態) 14. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(たんの吸引とは) 15. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(人工呼吸器と吸引) 16. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(子どもの吸引・利用者や家族の気持ち「対応) 17. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(呼吸器系の感染) 18. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(喀痰吸引により生じる危険・事後の安全確認) 19. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論(急変・事故発生時の対応と事前対策) 20. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(喀痰吸引で用いる器具・機材とそのしくみ、清潔の保持) 21. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(必要物品の準備・設置と注意点) 22. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(吸引前の利用者の状態観察・利用者の準備と留意点) 23. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(吸引実施手順と留意点・吸引に伴う利用者の身体変化とい医療職への報告) 24. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(吸引物の確認と医療職への報告・片付け・吸引に伴うケア) 25. 高齢者及び障害児・者の喀痰吸引実施手順解説(報告及び記録) 26. 演習実施前、理解度確認テスト 27. 口腔内の喀痰吸引演習(デモストレーション) 28. 口腔内の喀痰吸引演習(各学生評価5回) 29. 鼻腔内の喀痰吸引演習(デモストレーション) 28. 鼻腔内の喀痰吸引演習(各学生評価5回)

総時間数 30時間(講義30時間)
準備学習の内容/必要な時間 演習時以外は毎回授業終了時に理解度確認小テストを行うため、予習し講義に臨み、理解を深めること。予習はテキストを基に行うこと。(30分) 理解度確認小テストで理解できていなかった点を確認し、復習すること。(15分) 演習では各自で実技の練習を繰り返し行うこと。(各演習課題につき90分)
評価方法 後期に行う最終試験50% 演習の修得状況25% 理解度確認小テスト及び演習前確認テスト25%
試験・課題に対するフィードバックの方法 最終試験は終了後に解答と解説を行います。 演習に対しては1回実施ごと、修得できていない部分の指導を行います。
テキスト 「医療的ケア」中央法規(ISBN978-4-8058-5310-8)
参考文献 授業内で適宜紹介する